【第2章】「妖怪チャンチャンコ・小渕優子」


「チャンチャンコ」と聞くと、子供の着るフカフカの綿の着物で、


かわいくて、親の愛情タップリの、暖かいイメージがありますが、


ひとたび政治屋さんの親から、「世襲」と言う形で譲り受けると、


今まで政界にかかわりのない子供たちが、


あら不思議、チャンチャンコに袖を通すことにより、


これが選挙で当選しちゃうんですよね。


国民の皆さんもご存知のとおりの結果が、ほぼ間違いなく出るんです。


なんと自民党内閣衆院議員さんの50%が世襲議員です。


もう職業化してますね。


ヨーロッパやアメリカでは、政治家は名誉職で、日本の議員さんの報酬の三分の1も、議員報酬はもらっていません。


それが本当の民主主義社会でしょう。


日本は政治屋になるから個人資産も増える。


だから、海外のスポークスマンから「社会主義民主国家」と、いまだに揶揄されているのです。


今、バリバリにチャンチャンコのありがたみを感じているのは、なんと言っても


自民党の群馬5区から、この暮れに立候補した、小渕優子議員でしょう。


後援会のお金の不透明の問題、ひいてはワインのラベルに自分の写真を貼り付けて配る、


選挙違反の結末もあいまいなまま、周囲に守られ?、「みそぎ選挙」と名うって、トップ当選。


「カワイイ顔してよくやるよ」と思っているのは私だけではないでしょう。


これも、元総理の父親と言う、最高の」「ブランドチャンチャンコ」の賜物であることはいまさらですね。


再選してからの事務所の隠蔽策も今までに例がないことをしています。


なにせ、後援会事務所のPCデスクを証拠隠滅?のために形がわからないくらい破壊したのですから。


小渕優子議員の周りに、いかに大勢のコバンザメが甘い汁を吸っていたかと、言われても仕方ないでしょう。


本人は、「私は知らない」と言っているらしいが、それですむ問題でないことも判っているはずであろう。


本音を言いたいのだろうが、周りがそれを良しとしない状況なのは、


問題が起きた時の政治屋が、とる行動とほとんど同じで、責任逃れをすることでも察することが出来る。


「チャンチャンコ」に袖を通すと言うことは、「操り人形になり飯を食う」という結論ではないかと考える。


小渕議員の本音はどこにあるのか?このまま操り人形に徹する気でいるのだろうか?


だとしたら、阿部総理の掲げている、「女性が活躍できる社会」など、妖怪三枚舌の本骨董だろう。


そんな社会になど、なるわけがあり得ない。


「妖怪チャンチャンコ」は、平凡な女性を、場合によっては妖怪に変える恐ろしい力を持っているのです。