●「中道」を身につければ

40節【極端は避ける】


自分にも他人にも細やかな配慮をはたらかせ、なにごとにも行きとどいている人物がいる。


そうかと思えば一方には、自分も他人もいたわらず、なにごとにもあっさりした態度をとる人物もいる。


行きとどきすぎてもいけないし、あっさりしすぎてもいけない。


君子はそのような生活態度を貫くべきだ。


この場合の「君子」とは、年配者や社会的立場のある方と考えてよいだろう。

古代から中国では、真理は中間にありと認識し、なにごとにも極端を避けようとする生活態度を「中流思想」などと呼ぶことが多々あるが、ようするに、人付き合いの上でのバランス感覚を言うのであろう。社会生活を送る上での処世術のたとえでしょう。

十分に大切なことだと思うが、私としては、時としてバランス感覚を吹っ飛ばすような異性との出会いを期待しています。アハハハハ。(まだまだ元気ですよ)