以前、お金の教育についてブログを書きました。

そこでも書かせていただきましたが、
お金の教育に関しては、私たち親世代は
学校ではほとんど習っておらず、
私自身勉強不足が否めなかったため、
こちらの本

10歳までに身につけたい
子どもが一生困らない
お金のルール

を読んで勉強させていただきました。
こちらの本は、以前参加させていただいた
キッズマネースクールの代表の
三浦康司さんが書かれたものです。

今回はこの中から「おこづかい」について
2回に分けて書かせていただきます。



 おこづかい、どうやってあげる?


 おこづかいのあげ方は、「定額タイプ」「報酬タイプ」「混合タイプ」の3タイプがあります。


定額タイプ


 1ヶ月の定額を決めて渡すタイプ。


👍メリット

 毎月一定額が決まっているため、お金の管理を学びやすい。


👎デメリット

 話し合って決めた額なので、罰として減額するよ!という言い訳がきかないため、親にも覚悟が必要。



報酬タイプ


 お手伝いの対価によって金額を決めるというタイプ。お風呂掃除したら100円などといったものです。


👍メリット

 お金は仕事の対価だということが実感しやすい。


👎デメリット

 「リモコンとって」とちょっと頼み事しただけで、「いくらくれるの?」なんて言われかねないこと。なんでも「お金に換算」する可能性がある。


 報酬タイプにするときは、デメリットのことも考え、「どんなお手伝いにはいくら」ということを、最初の話し合いできちんと決めておきましょう。



混合タイプ

 

 「定額タイプ」と「報酬タイプ」をあわせたものです。

 報酬タイプは、お手伝いのモチベーションが下がってしまうと続かなくなります。混合タイプは、報酬タイプから定額タイプへ移行していくときに知っておくと便利です。




 使い方にもルールを作る


 おこづかいの額を決めたら、使い方についても、親子で話し合って決めましょう。自分で使うお金の計画を立てるんです。使途別に「貯金枠」「ありがとう枠」「自分枠」の3つに分けましょう。


貯金枠


 半年〜1年、もしくはそれ以上の期間、頑張って貯める枠。

 いつか欲しいものができた時や、高価なものを欲しがった時のためのお金です。



ありがとう枠


 感謝の気持ちや、誰かの役に立つための枠。

 家族やお友だちの誕生日プレゼント、寄付など、人のために使う「感謝」のお金です。



自分枠


 生活の中で、「必要に応じて買うもの」の枠。

 おもちゃやジュース、おやつ、筆記用具など、自分が欲しいと思って買うときに使うお金です。

 この枠の予算については、お家の人たちは一切口出ししてはいけません。渡した以上は、子どものお金です。

 



 今回は以上です。次回に、「おこづかい帳」「おこづかいの管理」などについて書かせていただきます。