ばあちゃんが催眠商法屋に・・・ | 笑える.com

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473 名前:神奈さん[] 投稿日:2009/01/08(木) 11:00:54 ID:AYiHd28
>>472
ああいうところに行く老人は、強いぞ。
決してバカではない。催眠商法の出始めはだまされる人も多かったが、今ではそんなこともない。

僕の祖母の話をしよう。
催眠商法の店舗が東京郊外の小さな駅前にできた。タオルや、輪ゴム、ゴミ袋、そういう細かい、
しかし、なくては困る生活雑貨を配ってくれる店だと聞いて、祖母も行ったんだ。

着くなり、お茶がでて羊羹が出て、店内では演歌が流れ、粗品と言ってリンゴとタオル、ゴム手袋が渡されたそうだ。
それからも次々と、軟膏や座布団をくれる。みんな嬉しくて店員さんに好感を持っていたところに、
ついに出たのが「健康布団」。

「これはさすがに差し上げられませんっ!でもね、みなさん・・・」
と話はじめた瞬間、老婆たちは

「どうもねぇ~、ありがとうねぇ~」

と立ち去ってしまったそうだ。店員ポカン。老婆ホクホク。
それから毎日、同じことを続けた。もらえるモノは豪華になっていったそうだ。
そして1ヶ月経たず、その店舗は逃げるように消えた。


実は以前にも同じ場所に催眠療法の店ができたことがあり、一人だけ高い布団でだまされた人がいた
らしいんだ。その仇討ちも兼ねて、催眠療法の店舗が出来る度に同じことをしているらしい。
こんど○○に出来た新しい「サイミン」(祖母たちの間ではこう呼んでいる)は商品がいい、お茶がうまい、などと話している。

祖母は言う
「あーつらはバカじゃ。わしらとは場数が違う」