こんにちは！
熊本城横、熊本県伝統工芸館
の くろすけ です。
1月中旬に開催した山鹿市での巡回展では、たくさんのお客様にお越しいただきました。
誠にありがとうございました
山鹿市といえば、温泉も有名です。
巡回展の会場となった「温泉プラザ山鹿」の近くには「さくら湯」があります。
「さくら湯」は、江戸時代の御茶屋を1870年改築して名付けられました。
御茶屋というと、時代劇なんかで見る団子が出てくる場所をイメージしてしまいますが、この御茶屋は、細川公や重臣のための御前湯、家来衆の御次湯、庶民用の温泉外湯からなる宿泊所でした。改築してからは、愛媛県の道後温泉館に似た外観になったそうです。
参勤交代で疲れたお殿様を癒したお湯だったんですね
細川公は山鹿の湯を大変お気に召されたそうで、当時新築されたのがこのさくら湯だったそうです
そんな「さくら湯」は平成24年10月に復元工事が完了したばかり。
外観は昭和48年の解体前、内観は昭和33年改修前の姿に再生されたそうで、これから更に多くの人々を癒す場所になりそうですね。(^-^)/
こちらは山鹿灯籠 で再現された「さくら湯」です。
１／３０スケールですが、タイルの数から瓦の数に至るまで、本物と同じ数が使われています。
人の手で、紙と糊でここまで精巧に作られているなんて・・・ため息が出てしまいます。
●「さくら湯」公式ホームページはこちら
●山鹿灯籠についてはこちらをご覧ください
http://kumamoto-kougeikan.jp/kougeihin/cn31/cn30/pg419.html
工芸館は、平成24年10月1日～平成25年3月31日まで
熊本県による建物の耐震補強工事のため、臨時休館いたします。
期間中は巡回展開催します！
熊本県伝統工芸館ホームページ
http://kumamoto-kougeikan.jp/index.html
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