法政国際や早稲田国際などに集まる人は、「有名私立中高or海外の高校」で「子供の頃から親と世界中を旅行」してて「英語ペラペラ」で、グローバルリーダーとなるべく日々邁進している人だ。
しかし、話を聞くと
「親が開業医で幼児期から英才教育を受けてきた」
「親が海外を飛び回る仕事をしていたから帰国子女である」
「親が勝手に高校留学を決めた」
「親が会社をやっていて、継ぐ前に社会勉強しようと思った」
「親の金でカンボジアに学校作りに行った」
など、「親」が娘息子を「何者」かにするために努力した跡がみえる。
それはとてもいいことであるが、親の教育を顧みず「人生は自分の力で勝ち取ってきた」という人は、他人の痛みに鈍感である。
地方に生まれた人や、お金がなくて大学に行けない人を考えたこともなければ「なんでみんな行動しないの?!」「若いうちは行動しようよ!!」と無邪気に言う。
そういう人が世界中から国連に集まると、自然と国連も鈍感なまま突っ走ることになる。
「◯◯で世界を変える!」といっておきながらそのリスクを伏せてリリースするような。