ハンドメイド品を発想、具体化、制作、販売の苦労から得たノウハウ【発想編】 | kougakucraftのブログ

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趣味で始めたハンドメイド木工品を軽い気持ちで販売してから
売れない期間に苦しんだエピソードや得たノウハウを発信します。

初めまして、kougakuです。

私がハンドメイドで木工品を作るきっかけは、自分のイメージする

木製のキャスター付きワゴンを探したのですが、見つからずに自作

して、面白かったので日用品を色々作っている内に売ってみたく

なりました。

やってみると全く売れず紆余曲折を経て現在やっと結果が出てきました。

そんな失敗と勘違いの経験から得たノウハウをこれからやってみようと

思っている方に遠回りしない為にお届けします。

 

  発想=湧き上がるはNG

自分で作った物が中々売れずに作る物に疑問を持ち始めて、何か人が考えられない

途方もない画期的な機能や奇抜なデザイン性がある日突然降って来るように、思って

時間ばかりが過ぎたのを思い出します。

そんな時に必要性で作った物が売れだして気づかされました。

 

それがこのただの踏み台ですが、週5、6個売れる商品です

 

 

 

  発想にもノウハウが必要

 発想する為には、きっかけ、要素、段階が必要で以下の項目に視点を置いて考えています。

  • 道具で有る以上必要性を満たしている
  • 一見して使用方法が分かる
  • 使いたいと思わせるデザイン
  • 同じカテゴリーの他の商品と違いが分かる

 

 

 道具で有る以上必要性を満たしている

生活の中で改善点として、玄関の段差が大きくその解消方法として考えて

高齢者、幼児を対象に製作しました。

脱いだ靴を下に収納出来て、邪魔にならないサイズでと設計しました。

 

 

 一見して使用方法が分かる

ステップ、踏み台写真で理解出来るので、用途を自分の生活に置き換えて

想像できるので小さな子供さんをお持ちのお母さんや保育所で靴を履く時

に腰掛けとして高さがピッタリと使用されているのはなるほどとおもいました。

 

 

 使いたいと思わせるデザイン

お客様からのレビューで色々探したけど無機質な感じで可愛いものを

探していたとコメントをいただきます。

天板を木目を活かしたオイルフィニッシュで仕上げたくて、角をR加工

して、このスノーホワイトがそう感じられたと思っています。

 

 

 同じカテゴリーの他の商品と違いが分かる

ホームセンターなんかに陳列されている踏み台はコスト面から、着色

は無くビスは見えっぱなしで余り丁寧さを感じる仕上りでは無く

踏み台=生活臭さから違いを感じ取れるのではないでしょうか。

 

 

  まとめ

 

  • 発想は湧き出てこなくて、ノウハウが必要

  • 必要性を考慮して考える
  • 一見して何であるかが分かるデザインを考える
  • 買った方が使いたいと思うデザインを考える
  • 競合商品に無い違いを明確にする

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

次の投稿もよろしくお願いいたします。