ドクターXで復活 | 末期がんの先

末期がんの先

妻の闘病記です
2013年8月貧血の精密検査の結果大腸がんに侵されていることが発覚。
手術で大腸ガンは切除したが、腹膜播種が判明、末期がんの宣告を受ける。
生き残るため悪戦苦闘する闘病記です。

ドクターX外科医大門未知子の3期シリーズ始まりました。

初回から、腹膜播種ネタで、盛り上がりました。

嬉しくて、ついブログを復活してしまいました。


患者のオペのシーンで、開腹すると、肝臓が破裂して腹膜播種(文字通り、がんが飛び散った状態である。)が発覚して。

状況を見るなり、大門以外の医者が、インオペ(手術中止)を叫ぶシーン最高でした。

最高の技術を持つはずの国立病院でも、腹膜播種は治療不可能。

日本だけに観られる、恥ずべき光景です。

これは、ドラマの誇張した表現ではなく。

実際の医療も同じです。

腹膜播種患者は、治療不可能として、インオペして。

見捨てられます。

大門未知子は、インオペの指示を無視して、すぐ腹膜全切除手術を開始します。

爽快です。

腹膜切除のあと、温熱化学治療をするはずですが。

時間の問題でしょうか。それとも話の構成上、もっとすごい手術が控えていたためでしょうか。

省かれてしまいました。

HIPEC手術の名前は出してほしかった。


腹膜切除手術は極めて危険な手術です。20年以上前にはよく行われていたようですが。

動脈を誤って切ってしまったり、神経を誤って切断してしまうことなど。

事故が多発したそうです。手術中に死ぬことも珍しくなかった。

日本では、呪われた手術です。


今後のドラマの展開は、見逃せません。

国立高度医療センターに腹膜播種センターができる展開になれば、最高です。

日本の医学界に革命を起こすでしょう。