書道の時間、みんなは何を聴いてる?
私の「漫才BGM」書道ライフ
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「書道中に音楽や音声コンテンツを流す派?」「無音派?」
これは、書道をやっている人なら一度は考えたことがあるテーマですよね。
集中したいときは静寂が一番という方もいれば、好きな音楽やラジオでリラックスして筆を運ぶ人も。
今日は、私の「書道時間のBGM事情」について、ちょっとお話ししてみます。
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昔はアニメソング、今は漫才!
若い頃は、アニメソングばかり聴きながら書いていました。
アニメソングって、基本的にポジティブで前向き。
「がんばれ!」「負けるな!」みたいな歌詞に、自然と元気をもらえるんですよね。
スピード感があって、書くリズムもどんどん乗ってくる。
大きな展覧会用の作品を書くときなんかは、特にお世話になりました。
でも最近は、ちょっと違います。
実はここ数年、私の書道のお供は 「漫才」 です。
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私がいつも聴いている漫才Best3
【第1位】サンドウィッチマンさん
安心感と安定感、そして何よりあたたかい笑い。
ツッコミのテンポもゆるやかで、耳に心地よい。
どんなに疲れていても、サンドウィッチマンさんのネタが流れていると自然と笑顔になれるんです。
「今日も書こうかな…」って思える一番の原動力。
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【第2位】博多華丸・大吉さん
ゆるっとした博多弁と、日常を切り取るネタが最高です。
聞き流していてもふと笑ってしまうし、嫌なことがあっても、華丸さんのあの「博多弁ボケ」と大吉さんの「落ち着いたツッコミ」でスーッと気分がほぐれます。
自然体で楽しめる感じが、私の書道時間にはぴったり。
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【第3位】ナイツさん
言葉遊びの天才!
ボケとツッコミのスピード感、絶妙な言い間違いネタ。
漢字好き、言葉好きの書道人としては、ナイツさんのネタの「言葉へのこだわり」についつい聞き入ってしまいます。
「日本語って面白い!」と改めて感じられるので、気持ちがのった時はナイツさんで一気に筆が進みます。
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無音にする日も、もちろんあります。
もちろん、大きな作品を書くときや、集中したいときは無音にします。
紙に筆があたる「サラサラ…」「ゴリゴリ…」というあの音に集中して、息を止めながら一画一画に全集中するのも大事な時間。
でも、日常の練習や小作品のときは、楽しく、気軽に。
その方が、筆を持つこと自体が習慣化しやすいんです。
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「自分が気分よく書ける環境」を作るのが正解!
結局、どれが正しいということはなくて、
大事なのは 「その日、その瞬間、自分が心地よく筆を持てるか」 です。
音楽でも、ラジオでも、ポッドキャストでも、無音でも、
その日その時の自分に合ったBGMを選んで、
今日も楽しく、筆を運んでいきましょう!