7月、青森県五所川原市にある「立佞武多(たちねぷた)の館」を訪れました。
事前の知識がほとんどなかったため、初めて目にしたその巨大さと鮮やかな色彩には思わず圧倒されました。
立佞武多は、高さ約20メートルにもなる巨大な山車で、ねぷた祭りに出陣する姿は迫力満点です。その歴史は明治時代にさかのぼりますが、一度途絶えたのち、平成に入って復活した伝統行事とのこと。地域の人々の熱意が結集した祭りであることを知り、ますます感慨深く感じました。
館内は6階建てで、展示室は1階から4階まで吹き抜けの空間になっています。立佞武多の周囲をスロープでゆっくりと上がっていく構造で、角度を変えながら間近に鑑賞できます。下から見上げたときの迫力と、上階から横に並ぶように眺めたときの臨場感はまったく異なる印象で、どちらも見応えがありました。
圧倒されながらシャッターを切りつつ、青森の夏祭り文化の奥深さを改めて感じました。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
👉立佞武多の館 公式サイト