前回のブログでいろんなものを暗記したと書いたけど、宮澤賢治の「雨ニモマケズ」も暗記している。

 

般若心経もそうだけど、リズムの良い言葉や文章を暗記していると無意識のところで役に立っているような気がする。

 

教育勅語やいろんな古典の冒頭も暗記している。リズムがいいから心地よい。

「ノルウェイの森」の冒頭も情景が浮かんでくる素晴らし文章なので暗記している。

「フランドル派の陰鬱な絵の背景のように見せていた。」という所なんか本当に上手いなあと思う。

 

さて、「雨ニモマケズ」だがよく考えると「?」と思うところがある。

「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」の所。

玄米4合ってかなりの量に感じる。

 

家では僕だけ基本は玄米を食べるようにしている(なので家には炊飯器が2台ある)。

玄米は白米よりお腹がいっぱいになる。

 

1日に4合は比較的大食いの部類に入る僕ですら食べられない。

朝から気合いを入れて完食を志して食べれば何とか食べられるかもしれないが、毎日はキツイ。

 

戦時中は別として、おかずが少ない昔はご飯をたくさん食べるのは普通だったのだろうか。

 

まあ、それは置いておいても「雨ニモマケズ」はとてもリズムがいいし、倫理的な内容も心の洗濯になる気がする。
実践しないと意味はないかもしれないけど。

雨ニモマケズの内容は僕には実践できないかな。

 

食べ物は体を作る。言葉は心を作る。

 

良い言葉をこれからも発していこうと思う。

吐いた言葉が未来を作る。

 

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