いにしえの古道山の辺の道を離れ、柳本駅近くの古墳群を見学しながら柳本駅へ。
行燈山古墳の目の前にあった御陵餅本舗で買った美味しい焼きもちとおはぎを待ち時間で食べ、JR桜井線で終点高田駅まで向かいました。
そこから乗り継ぐのは、JR和歌山線和歌山行き。
王寺へ向かって大阪方面に戻って行くのではなく、和歌山方面へ向かって大阪からは遠ざかっていきます
電車は定刻通り10:29に高田駅を出発。
さあ、終点和歌山まで乗り通すのでしょうか
柳本~高田までの桜井線はけっこう人が乗っていたため写真撮ったりしませんでしたが、和歌山線になるとかなり人数が減ってきたのでちょろっとだけ撮影
長閑な田舎の原風景が続いているのは相変わらずで、気動車ではありませんが景色を存分に味わいながら電車に乗っていました。
電車は順調に進んで行き、こちらは高田駅から5つ目の吉野口駅。
10:46到着です。
向こうに見えてる車両は、天理まで私を導いてくれた近鉄電車。
その橿原神宮前~吉野を結ぶ吉野線です。
そして、こちらが私が乗ってきたJR和歌山線の電車。
ということは~~~
そうです、JR和歌山線はここまでで、吉野口駅で近鉄吉野線へと乗り換えちゃいました
はい、どういうことかと言いますと、私が柳本駅から向かっていた先は、近鉄吉野線の終点吉野駅だったんです
で、上の路線図見ていただいたらわかりやすいんですが、、、
柳本駅があるのは、JR天理とJR三輪のちょうど間①の辺り。
ですので、天理まで行って天理から近鉄を乗り継いで行くルートか、もしくは桜井駅で近鉄に乗り換える方法のどちらかが一番わかりやすい行き方かと思います。
ただ、このどちらのルートも近鉄への乗継が上手くかみ合わず、近鉄同士の乗継もそこそこあって、吉野に行くのにけっこう時間かかってしまうんです。
そこで路線図をよ~~く見ていただくとわかる通り、もう一ヶ所JRと近鉄が直接乗り継げる駅がありますよね
そう、それが今回私が実際乗り継いだ吉野口駅です。
一見これが一番時間かかりそうに見えますが、高田駅での乗り継ぎが5分、吉野口駅での乗り継ぎがなんと2分と、無駄なく乗り継ぐことができる神のようなルート
ちなみに、桜井駅で乗り継ぐルートよりも約40分早く着くことができます
というわけで、無事吉野口駅での2分の乗継に成功し、ここからは近鉄吉野線で終点吉野駅まで向かいます
こちらは、吉野口駅から2つ目の福神漬ではなく、福神(ふくじん)駅。
吉野駅発の特急と待ち合わせして行き違いをします。
ホームの後ろにたくさんの紫陽花たちが、きれいに咲き誇っていました。
電車は吉野川を渡りしばらくすると、
単線だった線路が分岐して、
定刻通り11:17に目的の吉野駅に到着です
降りてすぐに写真を撮りに行きましたが、方向幕はすでに折り返しの橿原神宮前に変わってしまってました
いいですねぇ、吉野駅のホームの雰囲気^^
ヨーロッパの駅などでよくありそうな、大きな屋根のついた終着駅。
そして、電光掲示板ではなく今だパタパタ表示幕ってところも、心くすぐられポイント高いです
2両編成でしたが、吉野駅まで乗っていたのは5名程度。
私もひと通り写真を撮り、改札の外へと出ていきました。
さてさて、吉野駅までやってたわけなんですが、ここまでわざわざ乗り継いでやってきたのには2つ理由があります。
そのうちの一つが、吉野と言えばの吉野山に登って行くこと
山に登ると言っても、
こちらのケーブルカーで行けるところまで^^;
てか、写真で「ケーブルのりば」って書いてあるのですが、正式名称は「吉野山ロープウェイ」
ケーブルカーとロープウェイの違いも良くわかっていませんが、一応現存する日本最古のロープウェイで、機械遺産にも認定されているそうです。。。φ(..)メモメモ
今回の旅では、最古の~ってのが多いですよね^^;
さて吉野山と言えば桜がめっちゃ有名で、桜の季節になるとものすごい人でごった返すのですが、桜の季節はとっくに終わっているので今はガランガラン
そのガラガラな時期を見計らって、今回久しぶりに訪問いたしました
ガラガラなのでロープウェイも週半ば火水木は運休し、金~月だけ動いています。
そのことも下調べ済で、時刻表も確認して吉野駅からすぐの千本口駅までやってきたんですが。。。。。
なんと、乗りたかった時刻のロープウェイに乗り遅れる大失態
吉野駅到着から3分後だったので間に合うと思っていたら、写真を撮りすぎたのかゆっくりしすぎたのか、乗り場に到着したらロープウェイの姿はありませんでした
で、次の出発は15分後。乗車時間は2分で運賃450円。
ただし、ロープウェイの山上駅まで歩いて登って行くと約15分。
私が選んだのは・・・・・
はい、山道を登る苦しい方を選択
歩いて登ってもロープウェイで行っても到着時間がそれほど変わらないのであれば、2分で450円出すのももったいないなぁと言うことと、今から登って行く道そのものも目的の一つだったこともあって歩いて行くことを選択
のりばの横のけっこう急坂な道を歩いて登るとあった、こちらの『幣掛(しでかけ)神社』で道中の安全を祈願し、
さ~~て、北海道遠軽で登岩した瞰望岩を思い起こす、こちらの急な山道を登って行くことといたしましょう