初めて普通列車で乗り通した、根室本線帯広~新得間。各駅の表情や沿線の車窓からの絶景を満喫し、定刻通り新得駅に到着。7分の乗継に挑みました。

 

 

 

3番線に到着したので、一通り写真を撮って跨線橋を渡り改札のある1番ホームへ。

この駅にやってくると、赤い『しんとく』の文字に目が行っちゃいますね目

 

 

 

新得と言えばの駅そば屋も健在で、さすがに朝早すぎて開いてませんでしたが、いつかはこちらのホームの窓口から立ち食いしてみたいです照れ

改札を出る前に、1番ホームの見るべき箇所を見て回り、

 

 

 

ようやく改札の外へ出て、待合所へやってきましたてへぺろ

人は誰もいなくてひっそりと静まり返り、売店のステラステーションもまだ開店前ですびっくり

 

 

 

さてここからは、一番上のアレ、代行バスに乗って東鹿越駅を目指しますビックリマーク

2024年3月31日を最後に廃線となる、根室本線新得~富良野間。

そのうち今から乗る新得~東鹿越間は、2016年の台風による豪雨災害の影響で運休。それ以来7年半もの間代行バスによる輸送が続いていましたが、復旧することなくもうすぐ廃線となっちゃいますショボーン

 

昨年の5月の旅で最後だと思って乗車した代行バス区間、冬の景色も最後に見ておきたくて真の乗り納めとしてやってまいりましたグラサン

代行バス』って行先表示も、もうすぐ見納めですm(_ _)m

 

てな感じで、悠長にしんみりとしちゃってますが、この時点で7:57

発車まであと3分( ̄□ ̄;)!!

 

 

 

行先表示の写真に写ってた記念入場券を買う余裕もなく、外に出て青空に映える緑の洋風駅舎をパシャリカメラ

 

 

 

回れ右して、駅前広場は相変わらず工事中で、人ではなく雪のたまり場にグラサン

北海道の重心地点をアピールするやじろべえのオブジェは健在でしたが、火夫の像や素敵な裸の女性の銅像は消えてなくなっていましたガーン

そして、この写真の場所から左へ歩いていくと~~~

 

 

 

停まっていました、代行バスバス

発車2分前の7:58に到着。何とか間に合いました^^;

この写真だけ手早く撮って、すぐに車内へ。乗客は10名ちょっとで、運よく進行方向左側の席をゲットチョキ

ということで、8時ちょうどになりました。私にとって、最後の根室本線新得~東鹿越間代行バスの旅の始まりです!

 

バスはこれまで、駅を出発したら駅からまっすぐに伸びる新得停車場線と言う道道1075号を通ってR38へと向かい、そこからR38で狩勝峠に挑んでたのですが、乗車場所が変わったせいでか、出発するとすぐに左折して線路と平行に走る道路で進んで行きましたびっくり

 

 

 

そして、D51-95が鎮座する新得町SL広場がある場所でR38と合流し、狩勝峠へと向かいます。

 

 

 

そして、R38に入るとすぐに見えてきたこの景色。

赤い鉄橋の奥に見える白いコンクリート橋が、今の根室本線&石勝線。

手前の赤い鉄橋が、昭和41年に新狩勝トンネルができて新線へと移り、それと同時に役目を終えた旧狩勝線。ペンケシントク川にかかる、新内第3号橋梁です。

葉が生い茂る春から秋には国道からは見えない景色で、もうすぐ廃線となる根室本線のもっと古い遺構を見ることができましたニコニコ

2日目に見た、タウシュベツ川橋梁を始めとする旧士幌線コンクリートアーチ橋梁群といい、この旅は古い鉄道橋梁を見学する旅ってことにもなっちゃってますね^^

 

 

 

もう少し進むと、積もった雪にきれいにバスの影が映っていたので撮ってみましたカメラ

バスの輪郭だけではなく、窓や座席なんかも影でわかるようになっていて、なかなかいい写真でしょウインク

実際に乗ってるのはカクカクした大きな代行バスですが、少し丸みを帯びた可愛らしいバスに見えて、別のバスが並走しているかのようバス

とてものどかな風景で、このまま影のバスに揺られてどこか知らない場所へと旅していくような気分になってしまってました音譜

 

 

その後は狩勝峠越えへと入って行き、ちょっと走るとここで右折し一旦国道から離脱。

さらに山道を登って行くと、

 

 

8:15十勝サホロリゾートに到着。実際の根室本線に駅はないのですが、国道を走る代行バスは立ち寄ります。

てか、これまでここで乗降する人見たことなかったのに、今回は5名の方がサホロで降車びっくり

みなさんスキーやスノボの格好をしていたので、サホロに滑りにきたんでしょう。冬のスキーシーズンらしい一幕でしたスノボ

 

残り6名ほどとなりサホロを出発すると、再びR38へと戻り本格的に狩勝峠越えに挑みます筋肉

 

 

めっちゃいい天気で、スカッとする絶景が広がっててほんまに最高気分キラキラ

 

 

逆光で写真写りは悪いですが、かなり遠くまで十勝平野を一望。

この景色を見たかったんですよラブ

最初で最後の代行バスから眺める狩勝峠の冬景色、絶好の条件で満喫できて良かったです飛び出すハート

 

この後、いつも撮影に失敗する狩勝峠頂上を、今回も撮り損ね下りへと入って行きえーん

 

 

途中、新得行き代行バスとすれ違い、これはきれいに撮影成功グラサン

峠を下りきったら集落が見えてきて、

 

 

 

8:45、小さな赤いポストが哀愁を漂わせる落合(おちあい)駅に到着。

2008年の冬旅では、快速狩勝車内から見た落合駅。最後は同じ雪景色を外から眺めることになりました。

 

 

跨線橋も、雪が積もって趣が増してますね雪の結晶

駅舎と、もう誰も渡ることのない跨線橋に別れを告げ、定刻の8:48に出発していきました。

 

 

 

出発直後に遠くに見えた駅名標を狙ったのですが、ちょうど真ん中に電柱が入り失敗ガーン

まあ、これもまたいい思い出ですねOK

 

落合駅を出ると、右手に根室本線と並走する形でR38を進んで行き、

 

 

幾寅跨線橋を越えて、列車の走らない線路の右側へ。

 

 

山まで一面雪景色に没頭しながら進んで行くと、

 

 

9:00ちょうどに幾寅(いくとら)駅

映画鉄道員(ぽっぽや)の幌舞(ほろまい)駅でもあります。

てか、こんな写真しかなくてすいませんm(_ _)m

実は、幾寅駅で8名ほどの乗客が待っていて、そのほとんどが鉄分多めの方々。

恐らく、さきほど狩勝峠下りですれ違った新得行きに乗って幾寅駅で降り、幾寅駅を見学し東鹿越駅へと戻って行くプランの方々だと思われます。

その方々が写りこんでたのと逆光で停車中は撮れず、発射直後に適当に撮った写真だけが残っていましたゲッソリ

去年5月の旅で、私も新得→幾寅→新得と逆に折り返して幾寅駅を見学していますので、雪景色ではないですが詳しい駅の雰囲気はそちらをご覧ください三毛猫

 

 

 

 

ということで、幾寅駅からは15名ほどの乗車となって、9:01に定刻より2分遅れで出発。

幾寅駅を出たら踏切を渡ってまた線路の左側へと行くのですが、その踏切も撮り忘れえーん

 

 

 

それでも、遠くに見えてきた国設南富良野スキー場を、相変わらずの快晴のもときれいに撮れたので気分を元に戻しグラサン

 

 

 

再び小さな跨線橋から、線路の見えない根室本線の姿を見つつ越えて行くと、

 

 

 

9:10、2分遅れのまま代行バスの終点東鹿越(ひがししかごえ)駅に到着!

新得駅を出発して1時間10分、根室本線新得~東鹿越代行バス区間の旅の終焉です悲しい

 

帯広~新得間とほぼ同じくらいの時間乗車した代行バス。

列車からでは味わえない狩勝峠からの絶景を存分に味わい、列車が走っていた時を思い出しながら落合駅と幾寅駅に別れを告げることもでき、めっちゃ素晴らしいバス旅となりました100点

ほんまはこの区間も列車に乗りたかったのが本音ですけどねショボーン

 

 

さあさあ、ついに東鹿越駅までやってきました!!

ここからはまた列車に乗り、廃線区間最後の部分へと突入していきます。

その最後をエスコートしてくれる列車は~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりこの車両でしょう、北海道色キハ40\(^O^)/

根室本線廃線区間ラスト乗車にふさわしい車両が、待ち構えてくれていました飛び出すハート

 

 

 

気合一発、今旅最初のキハ40に乗り込み、最後の根室本線廃線区間の旅に出るといたしましょう筋肉黒猫あたま