4年に1回しかやってこないうるう年2月29日に記念のblog更新ですニヤリ

 

 

 

さて、ついに始まった冬旅2日目。マイナス18度の極寒の世界で独り混浴露天風呂を満喫、入れ替え制の昨晩とは違う大浴場にも行きタオルを凍らせ、ビュッフェ形式の朝食を食べてチェックアウト。朝の温泉街を少し散歩してから、湖上横断中止後の代替ツアー『タウシュベツ橋対岸ツアー』の集合場所へと向かいました。

 

 

集合場所は、糠平温泉文化ホール8:45に到着し、さっそく中へと入っていきます。

 

 

 

ホールの中に入ってツアー参加の受付を済ませ、9時になったところでツアーの説明と、写真に写っているスノーシューの履き方の練習。

スノーシューはもちろん、長靴も無料で貸して下さるので、スキーウェアなどの極寒に耐えられる服装していけば大丈夫ですOK

ここで一度練習するのは、現地に行ってから寒い中説明して初めて履いてもらうよりも、事前に練習してから行く方がはるかに現地でスムーズに履けるとのことでした。

意外と簡単に履くことができ、事前準備はOK

最後に、ツアーから戻ってくるまで行けないトイレでマーキングをしていざ出発DASH!DASH!

 

この日の参加者は14名で、ガイドは3人。そのガイドさんが運転する3台の車に分かれて9:30、ツアーの出発地点までまずは移動します。

 

 

 

その道中、ついに出ました第一野生動物のエゾシカちゃんビックリマーク

この一枚しか撮れませんでしたが、1頭だけではなくメスばかり5頭ほど居てました。

写真のような、雪が少なくエサの探しやすい斜面に、冬はよく集まっていてるそうです。

 

そして、車に乗ること約10分。

 

 

 

ツアーのスタート地点に到着しました手

全員車を降りて、教わった通りスムーズにスノーシューを装着OK

 

 

 

9:45、ついにタウシュベツ橋対岸ツアー開始!!

澄みきった空気、きれいに晴れ渡る空、極寒の気温のもと、ここから森の中へと入って行きますあしあし

3人のガイドさんのうち、ひとりは残り、お二人が先頭と最後尾についてガイドしながら進んで行きます。

ちなみに、私はちょうどガイドさんの後ろ、ツアー参加者の先頭で歩いていくことにびっくり

道中も、チョコチョコお話聞けたのでラッキーでしたチョキ

 

 

 

まずは、入ってすぐの辺りにあるこちらの場所でストップ。ずっと一直線に雪道が続いてますよね。

そうです、ここは昔線路が敷かれていた場所。国鉄士幌線の線路跡です。これから見に行くタウシュベツ川橋梁は糠平湖ができる前の旧線ですが、ここは糠平湖の計画とともに移設された対岸の新線。木々の中を一直線に貫いてる姿がかっこよかったですグッ

足跡も付いていたので、冬でもここを歩いてる方いらっしゃるみたいでした。

 

 

こんな感じに、ガイドの方がみんなに士幌線のことを説明してくださいました。

ここからもっと奥の方へと進んで行きます。

 

 

上の写真、わかりづらいかもですが、木の周りの雪がけっこう荒れてるように見えるでしょ?

これは、エゾシカがエサを探したりした跡だそうびっくり

実際に、エゾシカの糞も落ちていましたうんち

 

 

動物の足跡は、これでもかってくらい見ましたあしあとグラサン が、足跡の主には出会えずゲッソリ

 

 

そして、葉っぱが枯れてしおれてるように見える木。

この木は、シャクナゲ。垂れてる葉っぱも枯れてるのではなく、わざと垂らして乾燥から身を守ってるのだとか( ̄△ ̄) !!

温かくなってきたら、また元気よく葉もひらいてくるそうです。。。φ(..)メモメモ

 

 

さらに奥へと進んで行くと、、、

 

 

 

 

 

 

小さな川を発見ひらめき電球

こんな寒さの中でも、凍らずに流れているのもビックリやったんですが、よく見てみると川面が白くなっている部分が何ヶ所もありますよね?

 

 

 

こちらは、『 フロストフラワー 』と言われる自然現象。

水面から立ちのぼった湯気が厳寒の空気中で急速に冷やされ霜となり、水面に張った氷の上に降りて結晶を作る現象のこと。白い花が咲いてるようでめっちゃきれいでしょラブ

「条件が揃わないと見れないレア現象です」と、ガイドさんから説明がありました秘密

 

帰ってから調べたところによると、やはり発生にはいくつかの条件があるらしく、「気温がマイナス15度以下」で、「無風または微風」で、「外気温に比べて水温が高め」で、「氷が張っていて、氷に雪が積もっていない」、のが条件だそうメモ

 

この日の朝は外気がマイナス18度、なので水温の方が高そう、晴天で風もほとんどなく穏やか、川にうっすら氷張っていて雪は降ってないので氷には積もっていない。

確かに、条件には当てはまりますね(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

 

もっと大きな規模のものは、屈斜路湖や阿寒湖などで見られるらしいんですが、これくらいの規模の方が可愛くて幻想的キラキラ飛び出すハート

 

 

この白いのが雪ではなく霜。ほんまに結晶がはっきりわかりますよね雪の結晶

 

 

フロストフラワーって現象そのものを知らなかったので、初めて見る光景に自然の凄さを改めて実感し、しばし見惚れていましたブルーハーツ

 

 

こうやって川全体を見渡してみると、川幅の半分くらいは凍ってフロストフラワーがあちらこちらに咲いていましたキラキラ

 

 

極寒の地でしか見ることのできないレア現象に出逢えて、ほんま良かったですOK

 

そんなフロストフラワーの咲く小川を、小さな木製の橋で渡っていき、もっと奥へと進んで行きます。

 

 

すると、樹齢250年くらいという一本の大きなコナラの木に到着🌳

そして、ここにやってきた時に、ちょうど何かが木に向かって飛んできたんですびっくり

飛んできてすばしっこく動き回って、すぐに木のくぼみ部分に入って行っちゃいましたゲッソリ

我々よりもガイドさんの方が興奮気味で、みんなでじ~~っと木を見ていると・・・・・

 

 

 

 

撮影に失敗した写真で一見何も写ってないように見えますが、写真一番下の真ん中あたり木のくぼみ付近に何やら写ってませんか!?

 

 

 

ついに捕らえたその姿ビックリマーク堂々と写真真ん中に写る、お目目のクリっとしたちょ~可愛い小動物は、、、、、なんとエゾモモンガ!

いやぁ、これはマジでビックリ( ̄□ ̄;)!!

基本夜行性の動物で警戒心も強くその姿を見ることもなかなかないみたいで、さらに昼間に飛ぶ姿や動き回る姿を見るのはもっと激レアということで、コナラの木に飛び移ってきたのを発見したガイドさんも、『モモンガです!モモンガいました!!』と大興奮アップアップ

全員でコナラの木を見上げて、モモンガの動きにしばらく注目していました目

 

 

 

すると、くぼみから出てきて(ブレててすいません)、

 

 

もっと上へと登っていき、写真に撮れたのはここまでm(_ _)m

尻尾が長いですねぇw

カメラで追っかけるのはここまでとし、せっかくなので肉眼でしっかり見ておかないとと思って後は目で追って、他の木に飛び移る姿や動き回る姿をみんなで観察していました。

 

どうです、モモンガなんてなかなか見たことないのでは?動物園とかでもそうそう見ないでしょう。

私も、モモンガをちゃんと見たのは恐らく人生で初めて花火

しかもこんな大自然の中、野生のモモンガに出会えるなんて、夢にも思ってませんでした。

『モモンガ見れただけでも、今日のツアー参加した価値ありますよ!』と、ガイドさんが言ってたことからも、かなりの激レアやったことが伺えます。

 

 

 

 

去年春旅の春国岱で、たんちょうとオジロワシに出会えた時は一人で大興奮やったんですが、今回のモモンガは、他のツアー参加者さんとガイドさんも一緒に大大大興奮なひと時となりましたグッ

湖上横断はできませんでしたが、最大の目的の前にフロストフラワーとモモンガを見ることができてめっちゃラッキー音譜音譜音譜

旅に出るごとに、こうやって新たな発見や出会いがあるのも旅の醍醐味の一つで、まだまだ旅はやめられませんね筋肉てへぺろ

 

この後も、『また飛んでくれへんかなぁ』とか言いながらしばらくモモンガを見ていて、何度か飛ぶ姿も見ることができ、めっちゃサービス精神旺盛なモモンガ飛び出すハート

最後はかなり高いとこまで行き姿も見失ってしまったので諦め、最終目標に向かって再び先へと進んで行ったのでありましたあしあし

 

さあ、目的の場所まであと少しです雪の結晶晴れ