とかち帯広空港から始まった今回の一人旅。帯広駅前まで連絡バスで行き、次のバスへの短い乗継時間を利用して、2年越しのインデアンカレーシーフードリベンジを達成!
乗り過ごしたかと思わせといて、近場のバス停からバスに乗り込み、次の目的地へと向かいました。
乗客は、私以外に2名の合計3名。一番後ろの席に座ろうかと思ったら、一番後ろはスキーやスノボ置き場となっていて、座ることができず
で、運転席反対側の一番前かぶりつき席に座ろうと思ったら、、、
廃テンプラ油回収BOX席に( ̄□ ̄;)!!
こちら、廃テンプラ油からバイオディーゼル燃料(BDF)を作って、軽油の代わりにバスの燃料として使用するのだそうです。。。φ(..)メモメモ
燃費や性能もほぼ軽油と同じで、二酸化炭素の排出量も少なく地球にも優しい燃料とのこと。
捨てる油のリサイクルにもなりますし、環境にも優しいので良い試みですよね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
ですが、私は天ぷら猫にはなりたくないので結局回収BOXの対角線後ろに座って、バスは定刻通り13:49に発車いたしました
バスが向かうのは、『 ぬかびら源泉郷 』
帯広からはR273で北上。途中、音更(おとふけ)町→士幌町→上士幌町を通ってぬかびら温泉まで駆け抜けます。
で、バスからの景色なんですが、
このバスもやはり窓が汚くて、あまりいい写真がありません
肉眼ではけっこうきれいに景色は見えていたのですが、写真に撮ると窓の汚さが際立ちますm(_ _)m
というわけで、みなさんは心の目で、白銀の雄大な北海道の大地を想像しながら読んでみて下さい^^
最初、帯広~音更までは意外と発展していて道路も片側2車線、両側には都会でもよく見かける大型店舗のチェーン店なんかもたくさんあってビックリでした。
そして、音更町内のバス停からお一人の方が乗車。
音更町を過ぎると、一気に冬の北海道らしい一面銀世界の雄大な大地が広がってきて、しばらく走ると士幌町。
士幌町の中心部を過ぎると一段とローカル感の増した風景へと変わっていき、次は上士幌町。
上士幌町に入ると、、、
これまでにない一際広くてきれいな建物前にやってきました
こちら、『 上士幌町交通ターミナル 』というバス停。
町の交通交流拠点として2018年に新設された施設だそうです。
2分ほど時間調整で停車して出発。先へ進んで行くと思いきや、ここから上士幌町の中心部をほぼぐるっと一周して、再び上士幌町交通ターミナルに戻ってきました( ̄△ ̄) !!
上士幌町中心部をくまなく回る念の入れようの割に誰も乗り降りすることなく私も降りず、2回目の交通ターミナル到着後は、もう一度ぐるっと回ることはぜずに今度こそ先へと進んで行きました
帯広からここ上士幌町までは、R241との重複区間なのですが、ここからはR241とは別れてR273の単独区間へ。
これまで平野の平坦な道を進んできて、ここからは糠平湖へと向かうために山道を登っていきます。
その山道へと差し掛かる手前くらいのバス停で、音更町から乗ってきた乗客の方が降車
特段住宅とか見当たらない場所やったんですが、買い物をしてきたであろうエコバックを何個もぶら下げて降りて行っちゃいました。
元の3人に戻ってこのまま最後まで行くと思った矢先、次のバス停で今度は外国人っぽい人2名が乗車( ̄□ ̄;)!!
一応牧場っぽい建物がバス停近くにあったので、恐らくそこで働いてる人っぽかったです。
そんな5名となってバスは進んで行き、山道に入ってしばらくすると途中衝撃の光景を見ちゃいました
雪の積もる山道を自転車で登る人が(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-
夏には自転車で北海道を旅する人はよく見かけますが、雪の降り積もる真冬にも居てるなんてめっちゃビックリ
雪道のチャリって、滑って転んだりしないんでしょうかてか、自転車にもスタッドレスタイヤとかあるんですかねぇ。。。
てな感じで心配ばかりが先走る光景でしたが、極寒の中の雪道をチャリで果敢に攻める姿、かっこよかったです
そんな勇猛果敢なチャリダーを見届け糠平湖がちらっと見えてくると、
大きくてしっかりとした待合所のある、十勝バスぬかびら営業所バス停に到着。
帯広を出発してから約1時間40分、定刻の15:31でした。
路線バスで1時間40分も乗ってたらかなりの長時間乗車なんですが、去年春旅で乗車した天北宗谷岬線の4時間半と比べたら、どうってことないですよね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
それはさておき、ここのバス停がぬかびら源泉郷の入口で、バスは後2つ先のぬかびら温泉スキー場前まで行くのですが、私はここで降車。
変な場所で途中下車せず、珍しく素直にぬかびら源泉郷まで乗り通しました( ̄∀ ̄*)☆
運賃は、帯広からぬかびら温泉郷までが1,330円。
帯広空港から帯広までが1,000円だったので、合計運賃は2,330円。
もちろんビジットトカチパスを利用しての乗車で、1日券が2,000円でしたので、330円お得に乗車することができました
ちなみにこのバス、
PayPayなどのQRコード決済で運賃を支払えるみたいで、これもビックリでした
さあ、ぬかびら源泉郷へとやってきました。まだ15:30ですが、冬の北海道は日没も早いですし早め早めの行動が大切です
ですので、この後はどこにも行かず、初日は超素直にぬかびら源泉郷で宿泊
ゆっくり温泉に入って、まったりとしたいと思います
でもその前に、、、
バス停のすぐそばにあるこちらの大きな建物、
『 ひがし大雪自然館 』に立ち寄りましたw
ここでは、糠平湖周辺の現在の状況や、この辺りの動植物のこと自然のことなどを学ぶことができる場所。観光案内所も兼ねています。
中はこんな感じで、明るくて広々としています。
ヒグマのはく製や、
はく製では無さげでしたが、絶滅したエゾオオカミも展示。
他にも植物や昆虫などもたくさん展示されていて、自然が好きな人にとってはかなり楽しめる施設となっていました。
また、自然とは関係ないですが、旧士幌線の手作りの駅名標や行先標などもあり、自由に持ち帰れるようにもう少し小さいサイズのものをパウチして作ってありました
近くに鉄道資料館もあるのですが、冬季は閉鎖中で入れませんでしたm(_ _)m
こんな感じで約20分ほど糠平湖やその周辺の自然や歴史を学習し、自然館を出たのが15:55。
いい時間となりました。そろそろ今宵の宿へと向かうといたしましょう