2023年5月18日(木)。春旅6日目を迎えました。

 

4日目・5日目は、想像してた以上に素晴らしい旅となり、自分でもビックリびっくり

このままの勢いでこの後も進んで行くといいのですが( ̄∀ ̄*)☆

 

そんな6日目の起床は4:30!

旅の朝はいつも早いですが、それにしても4時半ってゲッソリ

しかも、朝食も宿で食べるって言うてたのに、こんな朝早くになにしますん!?って感じですよね^^;

 

あっ、早朝露天風呂独り占め狙い?

それとも、朝食前にガツンと乗り鉄して戻ってくるやつ??

 

いえ、今回は残念ながらどちらも違うんですよニヤリ

では、何をするためにこんな朝早くに起きたかと言いますと・・・・

 

 

 

こちらの写真、ホテルパークウェイの玄関出たところからの景色なんですが、見えている山が、アトサヌプリ(硫黄山)富士山

そう、こんな朝早くから硫黄山の見学に行くことにしていました\(^O^)/

 

ほんまは、昨日宿に着いて荷物置いてすぐに行こうかと思っていたんです。

念のため宿の女将さんに、

 

三毛猫「今からアトサヌプリ行って夕食までに戻ってくることできますかはてなマーク

 

と尋ねたところ、

 

あんぐり「行って帰って来れますが、日も落ち始めていて帰りは少し薄暗くなってくるので、明日の朝に行かれてはどうですか?晴れていればきれいに見れますよ。」

 

とのことだったので、晴れることを願い女将さんの言うことを聞いて、夕方は温泉でゆっくりとして6日目の朝に行くことにした訳なんですひらめき電球

でも女将さんも、まさかこんなに朝早くに行くとは思ってなかったかもですグラサン

 

 

 

 

早朝に散歩がてら出かけたと言えば、去年の奥尻島もそうでした。

前日がめっちゃ霧でほとんど観光らしいことできていなくて、次の日晴れていたので宮津弁天まで早朝サイクリング自転車

いい経験をさせてもらいましたw

 

で、今回のアトサヌプリまでの散策ですが、肝心のくまのことを聞き忘れててちょっとビビりながらも、これまで出会ってないので役に立っていると信じている熊よけ鈴を身に着けて、5時ちょっと前に宿を出発。

硫黄山の山頂付近を間近に見ることのできる場所にレストハウスがあるので、そこまで歩いて向かいましたあしあし

 

 

宿を出るとそのまま前を走るR391を北へと向かい歩きます。

 

 

 

すると5分くらいで見えてきたのが、川湯パーク牧場

こんな場所にも牧場があるんやなぁと思いながら、朝焼けに染まる牧場を少し見学。

 

 

近くには、小さなポニーがポツンと一頭ラブ

 

 

ちょっと遠くには、干し草に群がるお馬さんたち馬

 

 

その横でこちらをうかがう仔馬目

馬たちは、私以上に早起きしてたってことですね^^

 

 

この川湯パーク牧場が見えてきたら、R391から左折して道道52号屈斜路摩周湖畔線で山道を登っていきます。

ご覧の通り、ここからは木々が生い茂った中を通っていくので、森の熊さんに出くわしてしまわないかとちょっと緊張しながら進んで行きました。もちろん、こんな時間にこんな場所歩いているアホは私以外いませんからねえーん

熊よけ鈴を大げさに振って鳴らしながら進むこと10分チョイ。

 

 

 

5:25、見えてきました、噴煙の上がる山の景色がびっくりマーク

 

 

こちらが、硫黄山レストハウスのある場所。目の前に広がっている山がアトサヌプリ(硫黄山)です!

アトサヌプリは、標高512mのそんなに高くない活火山。火山ガスや水蒸気が噴き出す噴気孔がたくさんあって、別名硫黄山と呼ばれています。

まずは、何事もなくここまでたどり着いて一安心。

それでも、ここに来たから出てこないってわけでもないですが、気にしてばっかりもいられないので、思う存分見学することとしましたw

 

 

 

もっと近くに行けるので、近づいてみることに目

ゴツゴツとした岩が多くて、いたるところから蒸気が噴き出しています。草木はほとんど生えていません。

 

 

もう少し右側の方は、ほとんど蒸気も噴き出してなくて、山肌に草木がびっしりと生えていましたびっくり

 

 

さらに近づいてみると、ご覧のような迫力!硫黄が今でもたくさん噴き出している活動が活発な場所は、ほとんど草木は生えないんですね。

 

 

こちらの場所でも、たくさんの噴気孔から蒸気がどんどん噴き出していました。

 

 

ヤケド注意と書かれた看板までガーン

 

 

 

 

 

これで、噴き出してる蒸気の勢いが伝わったでしょうか!?

 

 

 

 

 

お湯もほぼ熱湯で、グツグツ煮えたぎっていました( ̄△ ̄) !!

そばまで寄ると、ものすごい熱気と蒸気の吹き出しに圧倒されまくりゲッソリ

 

 

 

そして、その圧倒的な蒸気に吹き飛ばされる私笑い泣き

こんな写真が撮れるのも早朝一人独占だからこそで、他に人がいてたら(いてなくても)単なるおかしなおっさんでしかありませんネガティブ

ちなみに、この写真を家族に送ったら、『ヤバイやば~い!』って、アホなお父さんにノッてきてくれた子供たちに感謝ですえーん

 

 

今いる場所から後ろを振り向くと、やってきた方向はこんな景色。

 

 

早朝の静まり返ったピンと張りつめた空気感、ゴツゴツとした岩が転がる山肌と地面、噴気孔、蒸気、硫黄のにおいなどなど・・・・

この組み合わせは異世界にやってきたかのようで、まさしくあの青森県の恐山を思い起こさずにはいられませんでした。

 

でも、ここは正真正銘北海道のアトサヌプリ。

 

 

遠くには、ここからも斜里岳の姿をくっきりと拝むことができましたビックリマーク

 

結局最後まで熊も他の人も来ることなく、約30分で見学終了。

アトサヌプリも一度行きたいなと思っていた場所だったので、天気のいい日にしかも独り占めで見ることができて大満足な結果となりましたチョキ

いかがでしたか、アトサヌプリ。北海道内ではあまり見ることのできない景色で、北海道らしくはなかったかもですが、生きてる自然の凄さを間近で見れるのはなかなかないと思うので、川湯温泉とセットで是非足を運んでみて下さいグッ

 

 

人も熊もいなかったですが、最後に木の枝のてっぺんにとまっている鳥さんの姿を見かけたので激写カメラ

調べた限りでは、ホオジロって鳥ではないでしょうか?違ってたらごめんなさいm(_ _)m

ここにもやはり生き物の営みがあるんやなぁと感じながら、6時ちょうどにホテルへ戻るために歩き出しましたあし

 

帰りも来た道を戻るだけなので、大げさに熊よけの鈴を鳴らしながら今度は坂道を下っていき、R391まで出てきたら右折。

 

 

行きは熊を気にしすぎて気づかなかった、R391からでも見えるアトサヌプリの姿と水蒸気の煙を確認し、6:20にホテルへと無事戻ってまいりました。

最終的に散歩中に出会ったのは、馬と鳥だけ馬鳥

力を見せつける場面は、全くありませんでしたてへぺろ

 

ホテルに戻ってきた後は、またあの大きな露天風呂へ温泉DASH!

朝も誰一人入ってなくて独占独浴!!ゆっくりたっぷり入浴して朝の散歩の疲れを癒し、あがったらそのまま朝食を食べに食堂へと向かいますナイフとフォーク

 

 

 

朝食は、胃に優しそうな純和風。ご飯はガッツリとお替りをしていっぱい食べ、食後のコーヒーもいただき7:25に部屋へと戻りました。

 

ほとんど出発の準備はできていたので、部屋に戻ると歯磨きだけしっかりとして荷物をまとめて7:35にチェックアウト。

摩周鯛の姿造りも食べれた豪華夕食に、気持ちの良い美肌温泉のホテルパークウェイさん。

とても快適に過ごすことができましたニコニコ

次川湯温泉に泊まりに来ることあれば、また是非訪れたいと思っています。ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

ということで、チェックアウトしてやってきたのは川湯温泉駅

7:40到着でした。

さ~て、釧網本線の旅の続きをするといたしましょう手