稚内へ向けて宗谷本線普通列車、キハ54&40紫水が旭川駅を6:03に出発。
雨上がりの曇り空でしたが、北海道らしい広大な風景は常に圧巻。
キハのディーゼル音とにおいに導かれて、宗谷本線を進んで行きます。
旭川四条駅⇒新旭川駅⇒永山駅と停車。
普通列車ですが、次の北永山駅だけは通過し、
6:26、比布(ぴっぷ)駅
その次の停車駅が、6:32蘭留(らんる)駅。
こうやって見ると、縦幅が狭いトースターみたいな形の駅ですね
この蘭留駅を過ぎると、塩狩(しおかり)峠という峠越えが待っています。
こんな急こう配の峠を越えていき~~~
線路が二手に分かれてきたところで、
6:42、塩狩(しおかり)駅到着。
ここで、旭川方面へ向かう列車との行き違いで2分停車します。
停車している隙に、ホームに降りて紫水を撮影
紫の車両、やはりいい感じですね^^
反対側のホームにも行って、2両編成の全体像もパシャリ・・・・
ってしてたら、横からヌ~~っと出てきた四角い顔
旭川行きの列車が来ちゃいました(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-
稚内行きが発車してしまいますや~~~ん
いえいえ、これでいいんです。
実は私の早朝の目的地は名寄でも稚内でもなく、この塩狩駅。
この駅を数分見学しただけで、交換でやってきた旭川行きの列車で戻っていきます
天塩国と石狩国の境にあったことから、一文字ずつ取って命名された塩狩峠にある駅。
昨年2021年から駅の維持管理が地元の和寒町に移行されて、和寒町のふるさと納税品にこちらの『 塩狩駅カード 』があり、駅の維持管理費に充てられています。
私も、今年のふるさと納税で協力してカードをゲット
納税をしたものとして、やはり現地にもしっかりと訪れておかないとということで、今回やってきたという訳なんです( ̄∀ ̄*)☆
今回の旅では元々寄る予定にはしていなくて、ほんとはもっと長い時間駅周辺も含めて見学したかったんですが、6日目の早朝、予定してた旅の前にねじ込み、塩狩駅での2分差で到着する列車交換時間を利用して降り立ちました
小幌駅ほどではないですが、ここもけっこうな秘境駅でもあるので利用客はほとんどなし・・・
でも、これだけ趣のある駅を是非維持していってほしいと思ったこともあって、協力させてもらいました。地元の人、旅人にも長きに渡って親しまれてほしいものですm(_ _)m
今度は、もっとゆっくり訪れたいと思います。
少しでも遅れたら上手く折り返せないリスクを背負っての強行軍でしたが、何とか予定通りの時間に着いて写真など撮る時間もあったし良かったです(゚ー゚)(。_。)ウンウン
そのまま旭川行きのDECMOに乗り込み、先に6:44紫水が出発していくのを見届けて、こちらは6:46に塩狩駅を出発していきました
さて、名寄からやってきた始発の普通列車旭川行きは、3両編成のDECMO。
塩狩駅から乗り込んだのは、もちろん私一人。
でも、車内は学生で大混雑
席は全部埋まっているし、通路にもけっこう立っている人いるし、連結部付近や開かない扉付近には座り込んでいる学生も・・・・・
ほとんど同じ高校の生徒っぽかったので、毎日ほぼ貸し切り状態なんでしょうけど、もうちょいマナー守ってほしいなと思いながら、混雑している車内を縫うように歩いて少しでも空いてる場所を探して後方へと移動していきました。
が、どこも混雑は変わらず、2両目から3両目へと行こうと連結部のドアの前まで行くと、なんと3両目は使われていないではありませんか( ̄□ ̄;)!!
こんなに混んでるのになんで3両目つかわせてくれへんね~んと、少し腹立ちましたがそこは仕方なし
ひとまずその扉の前は空いていたので、両サイドに学生が座り込んでるのに挟まれながらその場に立ち列車に揺られていました。
そんな状態で、次の蘭留駅に到着。
蘭留駅にも、塩狩に行く時には全くいてなかった乗客がわんさか
まだ乗ってくるんかいな!と思っていると、先ほどまで座り込んでいた学生たちが何故かどんどん立ち上がっていく光景が
学校の怖い先生でも乗ってきたのかと思っていると、JRの車掌さんっぽい人が一人こちらへ歩いてきました。
その姿を見て、一瞬で「3両目を開放するんやな」と理解
だから開放する3両目へと移動するために、みんな立ち上がったんですね^^;
ということで、扉の前に立っていた私が車掌さんのために扉から離れ、車掌さんが扉を開けた後を先頭で3両目へと入っていくことができ、座席も向い合わせですが一人掛けシートの方を確保
3両目開放が蘭留駅で行われるなんて全く知らなかったのですが、この後旭川まで混雑車内でずっと立っとかないといけないのかと覚悟していたので座れてめっちゃラッキーでした
ちなみに、私の目の前には女の子が座ったのですが、ずっと英単語の勉強をしていました
3両目が開放され蘭留駅到着までよりは少し緩和されたものの、混雑してることには変わりなく列車は駅を出発。
その後も、どの駅からも少しずつ学生が乗車してきて、長万部から乗った函館本線山線と同じく、朝の列車は学生のためにあると言っても過言ではありません。
鉄路を維持できている貴重な乗客たちですから、大事にしていかないといけませんね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
このように順調に進んで行ってる中、何故か突然駅もない場所で列車が停車
どうしたのかと思っていると。。。。。
停まった場所がこちらの付近で、乗務員交代のための停車だったみたいです。
駅でもない場所で、乗務員交代だけのための停車なんて、列車では珍しいですよね。
ここでも貴重な経験ができました
そして、7:32に旭川駅に到着。1時間半ぶりに旭川に無事戻って来れました。
到着後すぐに向かった先が、
なんと、ホテルの自分の部屋
朝から1時間半散歩して、部屋へと戻ってまいりました\(^O^)/
列車に乗って揺られて少し長い距離移動してきましたが、もし旭川駅周辺を歩いて散歩しながら見学したとしても、同じくらいの時間かかって普通ですよね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
朝食前の散歩が、列車か歩きかの違いだけってことです
で、ホテルへと再び戻ってきた理由なんですが、、、、
ここで朝食
朝食の時間が6:30~9:30だったので、塩狩まで行って戻ってきても十分ホテルの朝ごはん食べれるということで、朝食前の時間帯に塩狩駅訪問を押し込みました
ホテルに戻って朝食を頂き始めたのが7:50頃。
旅行中としては少し遅めの時間帯ですが、普段の生活の朝食時間としてはそれほど遅くはないかと思いますm(_ _)m
こんな感じで、旭川駅前の様子を見ながらいただきま~~~す
ビュッフェ形式の朝食で、品数はそれほど多くはなかったですがいろんな種類を少しずつ選んで、私としてはかなりバランスよく食べれたかなと思っています
味も良くて満足できました
ゆっくり朝ごはんを食べて、部屋へと戻ったのが8:30頃。
この日の準備は整っていたので、休憩しつつもう一度天気予報を確認して部屋を出たのが8:45。
今度こそ6日目の旅を本格的に開始するために、再度旭川駅へと向かいました
で、この後の行先なんですが、、、、、
こちらの案内板に表示されている列車のどれかに乗って旅していきます
9:28の永山行きは除いて、残る選択肢は3つ。
①9:00発の特急宗谷に乗って、またまた宗谷本線で名寄稚内方面へ
②9:20発の普通上川行きに乗って、石北本線で上川遠軽方面へ
③9:38発の普通富良野行きに乗って、富良野線で美瑛富良野方面へ。
私が乗った列車、進んだ方向は