函館本線砂原支線を満喫し、20分の待ち時間で絶景森駅に出会った後、16:47に再出発。長万部へ向けてラストスパートです^^
そうそう、道南いさりび鉄道木古内駅から使ってきた『はこだて縄文めぐりパスポート』は、ここ森駅で終了
この後長万部駅までは、普通の乗車券で乗っていきます
それと、森駅までは進行方向左側に座っていたのですが、座席も空いてたので森駅から終点長万部駅までは進行方向右側に移りました。
その理由は、、、、、
ここからは、右手に海沿いを走るから
森駅からしばらくは、内浦湾沿いの海のすぐそばを通っていきます。
海岸線がすぐそこに見えてますね
少し後ろに目をやると、まだまだ駒ヶ岳の姿が
何も遮るものがないので、遠くからでもほんときれいに見ることができます。
16:58 石倉(いしくら)駅
すぐ後ろに海が見える、なかなか良いロケーションの駅でした。
ちなみに、森と石倉の間にはかつて3つ駅が存在していて、森駅隣の桂川駅が2017年3月に、2022年3月にその隣の石谷駅と本石倉駅が廃止となりました。
2022年の3月には、砂原支線の3駅とともに、函館本線で5駅も廃止になったことになります。
きれいな曲線を描いている海岸と、水彩画のように濃い青の海、そして青空。。。。
石倉駅からも、素敵な内浦湾の景色を間近に見ながら走ります。
運転してる時とは違って、自分の見たい場所の景色をゆっくりじっくり楽しめるのも、鉄道旅の良いところです(゚ー゚)(。_。)ウンウン
17:03 落部(おとしべ)駅
かなり年季の入った駅舎です。
特段栄えてそうな場所でもなかったんですが、森から乗ってきた4人ともう1人降りて残り3人に
函館から乗っているおばさん、鹿部から乗ってきたおばさん、そして私。。。
ローカル線らしい組み合わせで進んでいきますw
落部を出て、川を渡ると~~~
17:10 野田生(のだおい)駅
周りにそこそこ住宅あったんですが、乗降客誰もいませんでした
落部、野田生付近は少し内陸部を走るので、海は見えずにこんな光景。
17:15 山越(やまこし)駅
近くに、江戸時代『日本最北の関所』があった場所で、それを模した駅舎だそうです。
山越駅を出ると、これまでよりは少し街中の景色へと変わっていき、
17:21 八雲(やくも)駅。函館駅出発から約3時間で到着です。
ここまでの3時間ってほんまあっという間で、いろんな景色を楽しみながら揺られていたら、全く長く感じたりつらく感じたりってことなかったです
八雲駅は八雲町の中心部にある駅なので、けっこう大きな駅。
そして、ここで函館から乗っていたおばさんが下車して、ついに2人っきりに
さあ、鹿部から乗ってきたおばさんは、どこまで乗車されるんでしょうか
八雲では、1分停車で17:22にすぐ発車するのですが・・・・
森駅に続き、またまた引退する281系特急北斗
いい車両なんですけどねぇ
お互い、八雲駅を出発していきました
八雲駅から先は、少し距離ありますが草原のむこうにしっかりと海が見えています
さらに、その向こうにはまだ駒ヶ岳の姿が( ̄□ ̄;)!!
かなり遠くまで進んできたはずなんですが、その姿は肉眼でもしっかりと確認できるほど
富士山もそうですが、天気良いとかなり遠くからでも見ることができて素敵ですね
続いて到着は、17:30に山崎(やまさき)駅。
構内踏切の遮断機越しの駅舎の風景です
この辺りからはまたまた海が近くなってきて、ここからでもうっすら駒ヶ岳
17:36 黒岩(くろいわ)駅
石倉駅や野田生駅と同じ感じの駅で、この辺りは三角屋根のちょっとかわいらしい感じの駅舎が多いですね^^
そして、黒岩駅を出発し次の駅までの間に、森駅でのベストショットに次ぐぐらいの写真が撮れました\(^O^)/
それがこちら
黄昏の車窓を眺める旅人
大したタイトルつけれなくてすいませんm(_ _)m
ガラ~ンとしたローカル線の車内で、どうやって自分が過ごしているかをちょっと撮ってみようと思い立ち、反対側の席の窓枠にスマホを立てかけタイマーで自撮りしました
2回くらい撮ってみたんですが、2枚目がこれ。
たま~~に、後ろ姿入浴シーンで登場してきましたが、これだけほぼ全身で登場するのは初めてかもです♪(///∇//)
窓を開け外の風にあたりながらローカル線のんびり旅を楽しんでる感じが良く出てると思うのですが、ご感想などあれば聞かせてもらえたら幸いです
いい歳したおっさんが、スマホをセットしたりタイマー終わるまでに席に戻ったり車内をうろちょろしているのはさておき、17:45に到着する駅が国縫(くんぬい)駅。
ここも、なかなか苦心した当て字ですよね^^;
ここ国縫は、函館からくるR5とせたな町からくるR230が合流する地点。
そう、国鉄民営化前までは瀬棚線という鉄路もあって、R230沿いに瀬棚と国縫を結んでいました。
その瀬棚線と函館本線の分岐駅なので、駅舎も駅そのものもけっこう大きめ。
でも今は昔って感じで、乗降客もおらず、大きな駅舎がひっそりと佇んでいる姿が何か物寂しげにうつりました。
次の駅は17:51着の 中ノ沢(なかのさわ)駅
大きな駅の次の駅は貨車駅舎
このタイプの貨車駅舎は、函館から初めてかもです。
ちょっと陰になってて暗くてわかりづらいかもですが、駅舎に対して無駄に長いホームと線路脇には、無数の白い花が咲いていました
さあ、中ノ沢駅を過ぎると、残された駅は後一つ
一際大きなホームの駅が見えてきました
17:57 長万部(おしゃまんべ)駅着
この列車の終点です。函館駅出発から約3時間半の長旅。
最後は、鹿部から乗ってこられたおばさまと二人でゴール
室蘭本線を走り一足先にホームに到着していたDECMOがお出迎えw
新旧気動車のそろい踏み。私はやはり、キハ40の方が好きです
鹿部からのおばさまは、慣れた感じで列車を降り去っていきましたが、私は一通り写真を撮ってから跨線橋を渡りひとまず改札へと向かいました
いかがでしたか、函館~長万部間の函館本線乗り鉄旅。
ローカル線の良さを少しでも感じてもらえたらと思って、長くなるの覚悟で3回に分けて紹介してきましたm(_ _)m
素晴らしい景色、きれいな海、のんびりとした田舎の雰囲気そして空気感、スローに流れる時間、ヨンマルのディーゼル音と匂い・・・・・
北海道新幹線の延伸開業に向けて、この区間もどうなるか微妙な感じですが、是非みなさんも実際に乗って体感し、ローカル鉄道を存続させていきましょう
さあさあ、ようやく長万部までやってきました。時刻は18時。でも、外はけっこう明るいので、まだ移動できそう( ̄∀ ̄*)☆
列車バス徒歩
この後、私は一体どこへ向かうのでしょうか