2022年6月19日(日)。
一人旅2日目、この日から本格的に旅の始まりですw
その前に、前回紹介したジンギスカンでの玉ねぎ丼。
ブログを始めた頃の2006年にしっかりここで紹介していたので、良かったらご参考にm(_ _)m
かなり昔のブログで店ももうありませんが、作り方や美味しさは変わっていないので
どこかのお店で引き継いでほしいものですm(_ _)m
さてさて、北海道に無事上陸し、久しぶり訪問の札幌すすきので美味しいジンギスカンを堪能した後は、ほろ酔い気分でそのまま爆睡
それでも2日目の始動は早く、4:30頃には目覚め、5:20には2日目のスタート地点に立っていました
そのスタート地点はと言いますと・・・・・・・・
えっ 函館駅( ̄□ ̄;)!!
冗談ではありませんよ~、ほんまに函館駅前にいたんです
夜遅くにすすきのでジンギスカンを食べて、翌朝早くに函館駅にいてるとは
そんなことが可能なのか
はい、可能なんです^^
勘のいいかたはすでにお気づきだとは思いますが、ジンギスカンを食べ終えた後私が泊まった場所が、、、、、
こちらの函館行き高速バス『 函館特急ニュースター号 』
北海道バスが運行している札幌と函館を結ぶ高速バスで、札幌⇒函館も函館⇒札幌もそれぞれ1日8本ずつ(コロナで2本ずつ運休中)走っていて、そのうち1本ずつ深夜便が運行されています。
札幌⇒函館深夜便は、23:39に市電すすきの前バス停から出発し、翌朝4:53新函館北斗駅⇒5:30函館駅前に到着。
今回の旅の行程を考えるうえで、ここが一番悩みました。
行きたい場所、乗りたい路線などを組み合わせていくと、2日目の朝早くに函館に居ることができたら、後の行程がすべてうまくいく感じだったので、どうしても函館を2日目のスタート地点にしておきたかったんです。
最初に調べたのが飛行機。飛行機で大阪から函館に行くとなると、JAL、ANAとも1日1本ずつしかなく、時間帯も11時台発。初日のこの時間に飛行機に乗るのは無理。
羽田で乗り継ぐ方法もありましたが、値段も高いし伊丹空港14時も時間的に厳しかったので諦め。
次は新幹線。東京⇒新函館北斗の最終便が、東京19:20発のはやぶさ43号で、新函館北斗着が23:29、乗り継いで23:57函館着。
このはやぶさに乗るためには、新大阪16:39⇒19:06東京着のぞみ238号に乗ること。
時間的には問題なく、後は函館とか新函館北斗で宿が取れるかどうか。
計画していた5月初めの段階では、泊まるところはいくつも空いてたし、とりあえずこれで行こうかなと思っていました。
ただ、これだと料金がどうしても高くなり、新幹線代だけで最低3万円プラス宿泊代。時間もそこそこかかるし、乗り継ぎの余裕もなく夜ご飯もどうしよって感じ。
なので、神戸⇒新千歳の飛行機代が9,970円ってのがわかっていたので、これをどうにか活かせないか考えていました。
そんな悩んだときにいつも活躍するのが、バス
高速バスではないですが、2020年の旅の時も、いい時間帯の路線バスに助けられ、思った通りの行程を組むことができました。
今回も、確か札幌~函館の高速バスあったよなぁと思って調べると、ニュースター号を発見
深夜便もあって、始発がすすきので23:39、函館駅前翌朝5:30到着。これならすすきので食事してから乗って目覚めるといい時間帯に函館駅に到着できるや~~ん
バスの値段もネット割で3,920円で安いし、「飛行機代+札幌までの電車賃+バス代+食事代」としても2万円ぐらいで行けそう( ̄∀ ̄*)☆
時間的なゆとり、行程、代金、どれをとっても飛行機⇒深夜バスが最適ということで、今回の選択となりました
実際、飛行機9,970円+JR1,150円+ジンギスカン3,970円+バス3,920円=19,010円で、美味しい夕食も食べれてこの値段でおさまったので大正解
さらにさらに、食事をした夜空のジンギスカン本店もバス停からすぐの場所、バス停の前にはセイコーマートあり。
『北海道グルメ満喫し、セコマでデザート&飲み物を買いバスに乗り込み、気分のいいまま爆睡して起きたら函館』
完璧でした\(^O^)/
というわけで、ジンギスカンを食べ終えた後、歩いて1,2分のところにあるこちらの市電すすきの前バス停に到着。
セコマでデザート&飲み物を買ってバスが来るのを待っていて、23:35にバスが到着。
ニュースター号は3列シートで、予約の時に座席を指定することができるのですが、深夜便だけはできなくて、男性が前方の席から、女性が後ろ側の席から順に埋まっていくシステムになっています。
けっこう早めに予約入れたためか、私の席は左の窓側一番前の席の1A。
通路になっているのはBとCの席の間で、横を人が行き来することもなさそうだったし、前から背もたれが迫ってくることもなかったし、一番いい席だったかもしれません
ちなみに、すすきのからは乗客7名ほどが乗り込んで出発したのですが、私以外は全員女性( ̄□ ̄;)!!
深夜バスって、意外と女性の利用率高いのにびっくりしました。
こんな感じで、1分遅れの23:40にバスが出発
このまますいてる状態で函館まで行くんかなぁと思っていたら、後2か所札幌側で停まる大通バスセンター前、札幌駅前からたくさん乗ってきて、最終的にはほぼ満席状態となっていました
それでも、やはり女性の方が多くて、女性7:男性3って感じでしたm(_ _)m
札幌駅前出発が日付変わってちょうど0時。すぐに道央自動車道に乗って後は函館まで
途中、乗務員の休憩で何回か停まると言っていましたが、バスの中にトイレもあるし、基本乗客は外へ出ることはできません。
私も、札幌駅前に着くまでにデザートを食べトイレも済ませて消灯まもなく眠りについたのでありました
さすがにずっと爆睡ってわけではなく、2回ほど目を覚ましたりもしましたが、まあまあ快適に寝ることができ、しっかり目覚めたのが4:30すぎ。新函館北斗駅に到着する前の車内放送ででした。
そこから何ヶ所かバス停を経由していき、定刻より10分早い5:20に函館駅前に到着。
曇り空の函館駅前に無事降り立ち、ここでようやく最初の函館駅の写真へとつながっていくのでありましたm(_ _)m
こんなルートを選択するとは、おそらく誰も思っていなかったのではないでしょうか
しかも予定より早く函館駅に来ることができ、幸先良いスタートが切れそうです
さあ、函館駅に着いたはいいものの、日曜日の早朝。ほとんど歩いてる人もなく、もちろん開いているお店もなし・・・・
そんな中、まずは函館駅の中に入ろうと思っていたのですが、、、、
こんな車両が停まっていたので、引き寄せられるように近くまで行って
こちら、道南いさりび鉄道の車両、どちらもキハ40ですね^^
道南いさりび鉄道は、2016年の北海道新幹線開業に伴ってJRから経営分離された江差線の木古内~五稜郭間を担っている第三セクター。
個性的なキハ40を今でも走らせていて、けっこう人気あるみたいです。
6:50発の木古内行き始発列車と思われまだまだ発車時刻ではありませんが、レトロな感じの車両を朝から見れて、少しテンション上がりました
しばし車両を見学した後、5:30すぎに函館駅の中へ。
駅舎内に入ると、待合所にはけっこう人が待っていてビックリということで、待合の写真は撮りませんでしたm(_ _)m
朝早いのに、何本も案内表示出てますね^^
待合所で待っている人のほとんどが札幌行き北斗1号待ちで、残りの大半が新函館北斗行き待ちだと思われ、森行きや木古内行き待ちは・・・・・・
で、私はと言いますと、この写真を撮った後、5:30から開いている函館駅みどりの窓口へ
そちらで購入したのが~~~~
『 はこだて縄文めぐりパスポート 』
こちらのチケットもかなりお得で、「JRの函館~森駅間の普通列車、道南いさりび鉄道全線、函館市電全線、函館市、北斗市、七飯町、鹿部町、森町、木古内町の函館バス全線乗り放題」で、1日券が1,350円、2日券が1,830円
めっちゃお得でしょ
函館近辺を廻るならこれを絶対使わないとと思ってて、1日券を購入いたしましたw
はこだてパスを買った後は、待合所で少し休憩しながら今後の行程を再度確認。
6時になるのを待っていて、6時になると~~~~
駅舎内にある駅弁を売っている、『 北海道四季彩館 』が開店。
こちらのみかどさんで、駅弁を予約していたので、そちらを購入し受け取り。
購入したのが、こちらの『 鰊みがき弁当(1,000円) 』
美味しいってめっちゃ人気のある駅弁で、私がフォローさせていただいているブロガーさんもかなり推していたこともあり、ずっと食べたいなぁと思っていたんです
なので、旅立つまでに予約をしていて、ようやく手に入れることができました\(^O^)/
中身や感想などは、また食べた時に書きますね
さあさあ、はこだてパスも駅弁も手に入れたし、列車旅できる準備万端
でも、その前に~~~
もうちょい時間あるので、函館駅前を少し散歩
こちらは、市電の函館駅前駅。時刻表を見ると、一番早い電車で6:40だったので、まだまだやってきません^^
写真が少し暗くてすいませんm(_ _)m こちらは有名な函館朝市。
6時も過ぎていたので、ちらほらやっているお店がでてきていて、お客もそこそこ入りだしていました。
そして、朝市をぶらぶらしていると、気になる看板を発見
なんと、500円で海鮮系の丼食べれますや~~ん
ということで、駅弁を買ったにもかかわらず入っちゃいました^^;
この時もうすぐ6:30になるところで、店もちょうど6:30開店
『中央階段よりお上がり下さい』と書いてあったので、
こちらの階段を上がったところにある、『 朝市食堂二番館 』さんへ
で、注文した500円丼がこちらのいか丼
函館といえばイカ!ということで、たっぷりのイカ刺しがのってあるいか丼にしましたw
飛びぬけて美味しいってこともなく、まずまずって感じ。値段相応のものでしたm(_ _)m
高い値段出してまで海鮮系を食べなくていいって人にはもってこいかもです^^
それでも、函館でイカを食べることができたのでよしとしましょう
発車時刻が迫ってきてたので、10分チョイで食べ終えて6:45頃お店を後に。
再び函館駅へと戻ります。
駅の手前には、旧函館駅所在地なる記念碑も。
「旧函館駅所在地」って書いてある部分の左側に『0』の表示があるのがわかるでしょうか。
そう、ここから始まる函館本線のゼロキロポストも兼ねてるそう
ゼロキロポストにこだわってはいないのですが、北海道内の本線のゼロキロポストを見ると、ここから長い旅路が始まるって気分になってきます
さあ、旅に必要なものは整いました
しっかりと起点を見届け、私もここを起点として次の目的地へ向かうとしましょう