13:30に石狩金沢駅を出発。
今度は、札沼線とほぼ並走しているR275を北上していきます。
と言っても、車でですよ( ̄∀ ̄*)☆
北上しながら、途中どこかの駅や場所で列車の姿を撮れればなぁと思いながら、出発前に時刻表を調べていると、13:21浦臼駅発の列車を発見
どこかですれ違いそうなので、車からの景色と時計を見ながら、ちょうどいい場所を探しつつドライブを始めました
で、いい時間に撮れそうになった場所がこちらw
前々回、乗り鉄最後の区間で紹介した『知来乙(ちらいおつ)駅』です。
石狩月形駅の隣の駅ですね。
列車は、知来乙駅に13:53着予定で、その5分くらい前に到着していました。
写真には写ってませんが、赤い屋根の小さな待合所がある駅で、駅付近も開けた場所で列車の姿も撮りやすそうだったので、ちょうどよかったです
周りの景色もちょろちょろ撮っていると、遠くからディーゼル車の独特な音が聞こえてきました
やってきましたおなじみキハ40
ゆっくり進んできてゆっくり止まる、ホームに入線って感じではなく、よっこらしょって表現の方が合っています^^
もちろん、誰も降りず誰も乗らず。。。
プシューっと一息吐いて、ゴーっというディーゼル音を響かせながら、またゆっくりと動き出し、駅を離れていきました。
窓越しには、2,3人乗客が見えました。
駅のすぐそばには踏切もあって、そこをゆっくりと渡っていきます。
てか、これを編集しながら気づいたのですが、この車両キハ40の402、、、
まさしく、私を新十津川駅までいざなってくれた車両ではありませんか( ̄□ ̄;)!!
あの後少し休憩してから浦臼駅まで走って、また戻ってくる途中だったんですね^^
短い踏切を渡り終え、次の月ヶ岡駅に向かうキハ40。。。
ガタンゴトンという音がどんどん小さくなっていき、やがて姿も見えなくなりました。
なかなか良い場所で撮り鉄ができて、気分いいまま車旅を再開。
14時に知来乙駅を離れ、再びR275を進んでいきます。
途中、いくつかの駅を国道側からチラ見しつつ進むこと約30分。
次の目的地に設定してた場所が、、、
新十津川駅
再び舞い戻って参りました(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
一日1本しかこないこの駅を、もう一度今度は静かにじっくりと見ておきたいと思ったので、迷わず車を走らせました。
何人か私みたいな観光客居てるかと思っていたのですが他には誰もおらず、もちろん園児のお出迎えもなく、駅舎だけが静かにひっそりと私を出迎えてくれました。
こうして見ても、いろんな旅人の思いを背負った趣のある駅舎ですよね。
駅舎の中を通り、ホーム側へと出てみました。
何十万、何百万もの人々が、列車からホームへ降り立ちこの階段を下りて新十津川町内へと歩んでいき、新十津川町からこの階段を上って列車へと乗り込んでいったんですね。
私も数時間前に、上り下りしたばかりです
その時は、そこまで思いませんでしたが、こうやって改めて見てみると、小さいけれどとても重みのある4段の階段です。
その小さな階段を上って、ホームへ上がってみました。
こちらが浦臼方面なので、こちらから列車はやって来て、再びこちらへと帰って行きます。
線路はずっとのびてるように見えますが、こちらは車止めのある方向。
これ以上列車は進むことができません。
ほんと静かな場所で、雑音がほとんどなく静寂が辺りを包んでいました。
きれいな青空に映えた、新十津川駅駅舎と駅名標。
この写真けっこう気に入ってます^^
駅舎、左側に見えてる小さな白い木製のベンチも、可愛くて駅舎と合ってますね。
違う角度から撮ってみました
なかなか絵になる風景です
と言うことで、絵になる風景に写りこんでみました\(^O^)/
微妙にぼやけているのでちょうどモザイク代わりになってくれていますが、白いベンチに座り今日はもう来ない列車を待つ私・・・・・・
こうすると、絵にはなりませんね
ただ、絶好の天気のもと静かな場所でベンチに座っていると、自然と頭の中が空っぽになり、しばらく何も考えずにボ~~ッとしながらホームを眺めていました。
そして、ホームをそうやって眺めていると、知らないのに駅がにぎわっていたころの光景や廃線間近になっていく様子などが頭の中に浮かんできて、駅舎がこの駅の歴史を心の中に語り掛けてくれているかのようでした。。。
あまりの気持ちよさに、ずっとここに居たい気持ちになりながらしばしベンチに座っていましたが、そうは言ってられません。
重い腰をあげてようやく立ち上がり、再び外へと出ました。
約30分、一人だけの新十津川駅を堪能し、名残惜しみながら駅を離れていきました。
次に訪れたのは、駅からすぐのところにある、新十津川町役場
こちらでちょいと新十津川駅関連のグッズを購入し、15:15に出発。
3日目は、朝からずっと札沼線沿線で過ごしていましたが、これでようやく札沼線沿線から離れて、次の目的地へと向かったのでありました。