塩別ツルツル温泉で身も心もピカピカになって、11時に再び5日目の旅路へ。
この後は、
R39をひたすら西へ進み、途中石北峠を越えて上川町まで。
その上川町のR39沿いにあるのが、次の日6日目に行った
層雲峡

この辺りは6日目に行った場所以外にもたくさん見所はあって、元々1日半から2日かけてゆっくり見て回ろうと思ってたので、5日目にも少し見学していきました目

 

層雲峡の辺りは、石狩川沿いに断崖がず~っと続いていて、中国の山あいを思わせるような景色。

その断崖の合間から何本もの滝が石狩川に流れ注いでいます。

 

 


その中でもきれいで有名な滝が、上の写真の滝が『 流星の滝 』
先の方は二手に分かれてますが、流れ出しは1本の太いどっしりとした滝で、雄大さが売りです。




そしてこちらが、『 銀河の滝 』

細い滝が何本も流れていて、それが一本のように見えている繊細さが売りの滝。

僕が行った時みたいに晴れていてきれいに見えるのもいいのですが、この辺りは少し雲がかかっているほうが幻想的でもっと神秘的になるような気がします。

まだ紅葉は全然でしたが赤とんぼなんかもたくさん飛んでいて、完全に秋の気配になっていました

ここ層雲峡はこの日はこれくらいで終わり。先に紹介した6日目がメインです^^

ゆっくり30分ぐらい散策してまわり、12:30に再出発。

この後は、針路変更しなかったら最後の方に立ち寄ろうとしていたとある美味しいものを食べに、もっと西へ。

層雲峡からは、R39比布町→そこからR40で北上し和寒町→和寒からは道道48でまた西へ進んで幌加内町

で、この幌加内町が目的の地。

幌加内町に何を食べに来たかといいますと、、、、蕎麦!

蕎麦と言えば、信州や出雲、福井等・・・本州の山深い場所に有名なとこ多いのですが、実は北海道が蕎麦生産量日本一なんです。

そして、その中でも幌加内町が蕎麦生産量日本一の町。

ということで、以前から一度行ってみたいと思いつつもまだ足を踏み入れてなかった幌加内町に、今回ようやく行くことが出来ました\(^O^)/




13;50に幌加内町に到着し、こちらが僕が行ったお店の『 八右ヱ門 』

幌加内町の町役場からすぐのところにあったお店です。



僕が注文したのが、そば二色もりと野菜の天ぷら盛り合わせ

写真よく見てもらったらわかるのですが、おそば右と左で違うのわかりますか?

色も少し違うのですが、太さが全然違うでしょ?

右側の細い方が、つなぎ2そば粉8のいわゆる二八そば

一般的に一番腰があって食べやすいといわれる割合の蕎麦で、蕎麦の香りも損なわれないで腰も楽しめる蕎麦です。

幌加内町の蕎麦は香りがとても強くてこの二八そばでも十分堪能できるのですが、こちらのお店八右ヱ門さんでは、左側の太い蕎麦も食べることができます。

この太いお蕎麦の方が、田舎そばといわれるもの。

田舎そばはつなぎをイッ刺し使ってないそば粉100%の十割そば。

それを太打した珍しい蕎麦で、そばそのものの味を思う存分楽しむことができます。

しかも、十割そばはつなぎ使わないので腰はあまり無いのですが、太打にしてあるからけっこう歯ごたえがあって食感もちゃんと楽しむことができるようになってありました。

それでいてそばのとてもいい香りと旨味が十分含まれてあって、喉越しもいいのでツルっと食べることができましたw

揚げたての野菜の天ぷらも絶品で、やっぱり蕎麦と天ぷらは相性いいですよね

これだけ美味しかったらここまで食べにきたかいがあったというものです。

大阪から来たとおばちゃんに言うと、めっちゃ驚いてはりましたけどね^^;




さらに、ここ幌加内町といえばもう一つ日本一のことがありまして、ヒントは幌加内町のカントリーサインにあるのですが。。。。。



わかりましたか、実は日本で一番低い気温を観測した町なのです

先ほどのカントリーサインに、『-41.2』って書いてあったでしょう。

そうなんです、日本の最低気温は-41.2度で、ここ幌加内町で昭和53年に観測されました。

次の日の朝、僕が旅行中一番の冷え込みとなって寝泊りした当麻町でも7度まで下がったのですが、幌加内町では0.4度まで冷え込んだとラジオで言うてました ( ̄□ ̄;)!!

9月で0度って・・・すごいですよね。

でも、この寒暖の差がいい蕎麦を育てるのには適してるみたいです。。。 φ(..)メモメモ

北海道には他に魅力的なものがたくさんあるのであまり注目されませんが、幌加内町の蕎麦、一度是非食べてみてください。

この後は、R275でもう少し北上して道の駅ほろかないまでドライブ。

そこでお土産と上で載せた写真の幌加内町のカントリーサインマグネットを購入して15:20再び南下。

来た道を引き返す形になりますが、R275で幌加内→道道48で和寒町。

その和寒町を通りかかった時にこんなお店を発見




わっさむかぼちゃ王国

和寒町はかぼちゃが有名な町らしく、まあそれとは関係無しにこの外見がちょいと気になって一旦通り過ぎたあと引き返して寄りました^^;

で、引き返したかいあって?こんなものをゲット!!




かぼちゃソフトを食べることができました

かぼちゃんバックに写真とって見ましたが、色もすごく濃いことからわかると思うのですが味もめっちゃかぼちゃ!

めっちゃ濃厚でコッテリ系のソフトです。舐めるというより食べるって表現がちょうどあってる感じ^^

悪い意味ではなくて、かぼちゃのいい甘味がしっかり味わえて、疲れた身体に糖分を補給するのに最適。

けっこう人気あるみたいで、ゾクゾクと車が入ってきてはソフト買って帰っていってましたよ。

かぼちゃんから顔出して撮るのは恥ずかしいから諦めて、この後は旭川目指しました。

和寒町からはR40をひたすら南下するだけ。

旭川は今年の冬にも言ったのですが、その時は泊まっただけでほぼ素通り。

あまり車で大きな都市の中心部に行くのは好きではないのですが、食べたかったラーメンも食べれなかったので、時間もあったし今回は旭川ラーメンを食べに行く為に旭川駅前中心地へ向かいました。

和寒町から約1時間の17:30過ぎに旭川市に到着。

まず目指した店は、『 蜂屋 5条支店 』

夏休み一番最初のラーメンです




駅からけっこう近いのですが、駐車場も数台分あって、車で行った僕としてはありがたいお店。

夜7時45分までと早くに閉まるので、最初に向かいました。

写真が僕が注文した醤油ラーメンの餃子セット^^

旭川といえば醤油ラーメン。

蜂屋はその中でも焦がしラードを使って香ばしく仕上げてあるのが特徴です。

寒冷地ならではのちょっとコッテリとした冷めにくいアツアツのラーメン。

こってりであるけれど、焦がしラードの苦味がいいアクセントとなって和らげてる感じ。

中細麺も自家製麺らしくとてもプリプリして美味しくて、チャーシューも申し分なし。

餃子も美味しかったし、日が暮れて少しひんやりとしてきた旭川で一気に体が温まる絶品に出会いました


この後はちょろっとだけ車をそのまま置かしてもらい(ごめんなさい)、町を散策。

冬に行った雪景色とはまた全然違った雰囲気で、冬に泊まったホテルからも蜂屋が意外と近いことも発見。

食後のいい散歩になりました。

この後車に戻って発車。

さすがに旭川中心部に温泉はないだろうと思って銭湯らしきものを探してると、ひとつ看板を発見しその銭湯へ。

大雪の湯』というスーパー銭湯っぽいとこで、420円と値段もお手ごろだったのでここに決定。

中も広々としてて、露天風呂も大きなものがあったので、かなりゆったりと入ることができました

1時間ちょいかけてしっかりと疲れと汚れを洗い流し、21時過ぎに銭湯を出発。

そして、もう1軒気になってたラーメン屋へ。




その店が、『 すがわら 』

こちらもけっこう人気のあるお店らしく、夜11時までの営業とのことだったので最後の〆に選びました。

そして、ここで食べたのは醤油ではなく、写真の塩ラーメン

透き通った素晴らし塩スープはめっちゃあっさりしてて、さっきの蜂屋とは正反対。

塩辛すぎずちょうどいい頃合で、細麺との相性もバッチリ!

チャーシューも程よく味付けされていて、柔らかくてめっちゃ美味しかったです

夜遅くても胃もたれとかはしないですし、飲んだ後や夜食にはもってこいですよw

醤油ラーメンもけっこうあっさり系らしいので、今度行った時には醤油にチャレンジしてみたいと思います。

お風呂挟んでの旭川での絶品ラーメン2軒、どちらも違ったタイプで美味しかったのでとても満足でした。


ラーメンですっかりお腹を満たしたところで本日の寝床へ。

次の日の目的地のことも考えて、本日は旭川市より少し北東に位置する当麻町道の駅とうまで寝ることに。

旭川市からはR39で上がっていって当麻町にはいってすぐくらいのところにあります。

22時ごろ道の駅とうまに到着し、一番の冷え込みになるとも知らずいつものように眠りについたのでありました


これでようやく5日目が終了。

この後は、一番最初に紹介した6日目の大雪山での素晴らしい紅葉へと続いていくのです。

次の記事は7日目になるので、まだ6日目の話読んでいない人いましたら、

こちらから読んでみてくださいm(_ _)m