「あ~、この人とはやっぱり会話が弾む」、そんな風に思える人との出会いは。
新しい出会いなど全くなかったこの私に、ようやくその日がやって来た。
新たな出会いが始まる瞬間が。
何度も繰り返してるはずの出会いなのに、初めて感じてる、ドキドキと高鳴る胸の鼓動を。
私が願った出会いは・・
学生時代、そのグループの色に染まるのに必死だったか、それとも自分自身のカラーを大事にしていたか。
私は、
自分のカラーを大事にしていたため、小中高と村八分状態。
時には、クラスメイトが苛めにあっていると、その子たちに声をかけ・・
そんなことしようものなら、たちまち苛めのターゲット。
それでも私は幸せだった、だって、自分を殺してないから。
私は私。
私が存在するのは、そのグループに入っているからではない。
私が私でいられるから、私は存在していた。
学生は、つるむことで「同類」とみなし「仲良し」と決めている。
自分を偽ったり、押し殺さない生き方をすると「変わり者」とレッテルを貼られ仲間から外され。
目立とうものなら、即リンチ、それが昭和時代の学生。
でも、そのリンチも、社会で生き延びられるかの度胸試しと思えば立ち向かえる。
生きる道が棘だからこそ、自分を開放していたかった。
その生き方に、一度も後悔などしていない。
この生き方をしていることで、出会えないであろう人たちに出会うことができるから。
この心は、
個性を大事にしてる人や未来を恐れずに夢を追い求める人に出会うと、ワクワクドキドキと弾みまくってしまう。
そんな彼らと話していると、水を得た魚のように一気にパワーがみなぎって来る。
彼らといると、ネガティブな発想など一つもない。
いつまでも強い自分でいられる。
優しくて、逞しくて、ハートが濁ってなくて、そんな人たちとの会話は、自分を更に磨いてくれる。
ぱっと見は分からない地味なお兄さん達はカメラマンであり。
ぱっと見は分からない地味なお姉さんは、小説家で音楽家で画家さん。
彼らもまた同じ、独特な香りを醸し出している。
待ち望んだその出会いだからこそ、一つ一つ大事に磨き続けていきたい。
別れが来る、その日まで・・