今日は、祖母の命日。




良い年しながら、婆ちゃんが他界して6年経つのに
涙が溢れてしまう。



いつか、婆ちゃんが悲しそうな目で話してくれた。



「智ちゃん。婆ちゃんはこの歳になって、思うの。
生きるって事はねぇ。…
大切な人を見送る事なんだよねぇ…」

初めて人の死に向き合ったのは、幼少期の祖父。
物心ついた中学生の頃、保育園で一緒だった大好きな男の子が、小児癌で他界した。葬式に行った後、一晩中泣いた。

祖母が他界した日。朝、レッスンをしていて、
仲間達が「私達がこの後代行します。直ぐに向かって下さい。」

と、言ってくれて。
泣きながら新幹線に乗った。
すれ違った人達はさぞ引いたでしょうが💦

涙が止まらない程、大切に思う人を見送る事。
何年経っても、あの日の事を鮮明に思い出せる事。





それが、生きるって事なんだろうか。
それならば、一見辛かった出来事でも、幸せだと思う。




小学5年生の時。
いじめられていた事を誰にも話せず、始めて打ち明けた日。祖母は、濃いお茶🍵をいつも通り出して、言ってくれた。

「智ちゃん、何か悪い事、したとけ?」
「ううん。していない。」

「やれば、堂々としていやん。
神様は、見ているよ。安心しやん。お茶が美味しいねぇ。
婆ちゃんは、智ちゃんとお茶が飲めて嬉しいがよ。」

生きる道標だった、祖母が他界した事は辛かったけれど
私の人生に大きな意味を持たせてくれた。




今日は仲間達と、祖母の命日の事を話せて。
会員さんや仲間の笑い声が聞けて。

朝、いつも通り婆ちゃんや父、ご先祖様に
挨拶をして1日を始めて。
全部、天国の婆ちゃんと繋がっている気がする🌈



婆ちゃんが教えてくれた、沢山の事。
大切にして、生きて行くね☺️



ツヤ婆ちゃん。
天国で6歳のお誕生日🎂おめでとう🤝🌈