4章まで
ノーベル賞を受賞した人は趣味や副業をしてる確率が高い!
アマチュアの俳優やダンサー、マジシャンなどのパフォーマーである可能性が22倍高い。
【望ましい困難】
早く覚えると早く忘れる
頭を悩ませ苦労すると忘れがたくなる
blocked practice(ブロック練習)
同じことを同じプロセスを用いて繰り返し練習すること
↑これは早く覚える方法
でも柔軟性がなくてすぐに忘れてしまう
知識の柔軟性🆙には
varied practice(多様性練習)がよい
(インターリーブ・インターリービング )
同じことを繰り返す練習ではなく、少しずつ練習方法に変化を入れたりして軽いストレスを脳に与える。主観的な上達感は少なくなる。
ブロック練習はすぐに効果が現れて進捗が早く好ましく主観的に感じるが、実際はゆっくりに見えてもインターリーブの方がいい。
深く学ぶにゆっくり学ぶ必要がある。
インターリーブは
遠い転移(far transfer)ができる
知識構造が柔軟で新しい領域、新しい状況で知識を効果的に適用可能
(カンフーでいうと武器術のことかな?)
中国武術でも套路と推手は車輪の両輪のように片方だけだと上手くいかないと聞く。
“ブロック練習“は型や約束組手、突きや立ち方の基本動作
“インターリーブ“は推手(自由組手)と言えると思う。武器を使ったり、1vs2、1vs3の対人練習では動きはバリエーションが豊富で全く同じ動きはなくなる。
この本ではタイガーウッズやヨーヨーマのような幼い頃から専門的に意識的練習を専門的にするタイプとロジャー・フェデラーのように様々なスポーツをして幅広く身体の使い方を学ぶタイプでは幅(レンジ)を持たせたタイプの優位性を推していた。
中国武術の先生に早速聞いてみたところ、
幼い頃や専門を決める前に、他のスポーツ、球技などをしていた経験はなかった。
チームスポーツなどは興味なかったからやってないとのこと。
浅いながらも本を読んで得た知識と違った結果で少し予想が外れてしまったが
でも先生の教えてくれる練習はものすごく様々な工夫をしていることを思い出した。
ただの馬歩でも、この15年めちゃくちゃ色んな鍛錬をした。
馬歩を違った形でやるというより
脚腰の鍛錬という意味で変化ある練習が多い。
宮平先生ほどの達人を自分は知らないから
幅広いスポーツしないと達人級になれないというより、身体の理解が重要なんだろうと思った。
まぁアレや。
よく考えてみたら昔の達人も農業にしろ狩りにしろ身体を日常で現代人より色々使ってはいたはずだしスポーツを色々してたわけではないだろう。
身体の使い方を色々と動かして学ぶのが肝要なんだろう。
幅広くスポーツをする🟰身体の動かし方の理解だとして、
日々の色々と試してみる練習の工夫(リコンソリデーション)が最も重要なんだろうな
本でいうとただ読むのがブロック練習だとしたら、
SNSでアウトプットの場所を変える。
文字ではなく、音声でアウトプットしてみる。
話して伝える人を家族から友人や知人に変えてみる。
伝え方を5歳、15歳、25歳、35歳、55歳
と想定年齢や言葉を変えてアウトプットしてみる。
シリアスな伝え方、
ユーモアや例え話をめちゃくちゃ入れたバージョンとかにしてみる。
などで、より深く学べるんだろう。
そう考えると武術では初心者から他武道の指導者まで、老若男女いるから伝え方の練習で自然と自分の練習になっていたんだなぁ!と感じた。