私情場立ち予想〜東スポの思い出3選 | 南鷹の殿強襲!

私情場立ち予想〜東スポの思い出3選

連載が終わった寂しさを、コラムが掲載されていない東スポを見て、しみじみと感じるのかなと想像していたけど、ほぼ全く感じることなく、桜花賞の予想に夢中になっていた。
土曜の夜にGIを予想するのは11年ぶりのこと。移動の新幹線、常滑のホテルでブックと大スポを食い入るように読み、やっと予想が定まった。
楽しい♪

とはいえ、11年の思い出を振り返ってみる。

◼︎思い出の東スポ
▷第3位…長期連載を経験。
『競馬講談』と題した名馬オムニバスを皮切りに、調教師は角居、沖、中村均、平田先生、騎手は和田、小牧、幸、そして競走馬はウオッカとテイエムオペラオーと書かせてもらった。約3ヶ月、新聞連載として自分の文章が掲載されるなんて至福のことだった。実は予想コラムより、こっちの方が嬉しかった。

▷番外編…キセキの凱旋門賞取材。
角居先生に最大の協力をいただき、フランス滞在中のキセキの日々を〝角居eyes〟として紹介してもらった。また僕も現地に出向き、馬房はもちろん、調教に至るまで、メディアは誰もいないなか
キセキに密着した。ただ、この年はなぜだか、独自取材は許されなかった。

▷第2位…橋口ダービーを密着。




実際は1位の出来事である。橋口ダービーのときに、メディアの端くれとして仕事に出来たことは、これぞ競馬講談師として至福のときだった。

▷第1位…東スポ1面飾る。



新聞の1面に載るなんてことは、よほどの売れっ子のスクープくらいしかない。



角居先生のおかげだが、東スポもよくぞ2度も一面で扱ってくれたもんだと感謝するばかり。


愛読いただいた皆さん、取材を受けていただいた関係者の皆さん、そして東スポの皆さん、ありがとうございました。



さぁ、それでは桜花賞の出走馬を紹介しましょう!


◼︎桜花賞
1ワイドラトゥール…才媛の母が届かなかった花舞台。娘はより大きな夢を見る。
△2クイーンズウォーク…前走数字は文句なし。天才集う名門厩舎が、今年も桜並木を王道として歩む。
◎3イフェイオン…マイル重賞勝馬。若武者西村淳がゾッコンの白い星。
✔︎4キャットファイト…鮮烈な強さ、散々たる脆さ、
今日のご機嫌次第の魅惑の穴馬。
5シカゴスティング…デビュー連勝の素質。速さは通用、最後の力が試される。母系に桜の血は宿る。
6ハワイアンティアレ…決め脚で得た桜切符。今一度の夢託し、乾坤一擲の追込みに懸ける。
✔︎7スウィープフィート…武豊背に目覚めた豪脚。その優美な導きに心奪われた。
8コラソンビート…今世代トップクラスの馬であるのに異論なし。あとは運か勝利への欲か。
△9アスコリピチェーノ…無敗の2歳女王。桜花賞には天才娘の悲喜劇数多あり。今年の天才の行く末は。
10セキトバイースト…速くて粘った、前走負けて強しの好内容。
✔︎11ライトバック…負かした相手がトライアル制覇。ならば主役を名乗って不思議なし。
◯12ステレンボッシュ…GI2着も堂々の直行ローテー。名伯楽の計略に間違いなし。
13テウメッサ…牝系優秀な一族。流れ不問のセンスを有する。
14ショウナンマヌエラ…前走は痛恨の出遅れ。スタートの天才岩田康誠なら一気逃亡可能。
15エトヴプレ…あれよあれよの逃亡劇が功を奏したが、ここは初マイル。距離も敵。
16セシリエプラージュ…先行有利を一頭差し込んで桜の道開く。今年のデムーロは怖さあり。
17マスクオールウィン…距離延長苦にせず切れ味増した。ここも再度の直線勝負。
18チェルヴィニア…世代最高の才を有する馬。その証ルメールが不在もムルザバエフなら文句なし。

▶︎穴コメント