ゲームギア新液晶化への道② コンデンサ交換編
ゲームギアの液晶交換のために寿命を迎えているコンデンサを交換します
その為に電池フタを外すと全部で7つのネジがあります
一番上だけ特殊なネジが使われているためこのようなドライバーが要ります
他はプラスドライバーでOK
カバーを開けると右下のICチップの配置で前期型か後期型かわかります
今後の作業内容に深くかかわるので知っておく必要があります
カバーを開ければ100パーセントわかるのですが外観でも判断できます
裏のシールが黒い中に文字があるバージョンは後期型
白いシールに黒い文字のみが前期型になります
その他にもガラススクリーンがふっくらしているものは後期型
わりと平らなものは前期型となってます
コンデンサを交換するには書いてある数字と同じか大きい物を使用します
100μF(マイクロファラド) 6.3ボルトのコンデンサです。
もしない場合は10VでもOK、重要なのは数字が小さいものはダメ
後期型でも何種類かありコンデンサの色や形が違うものがあります
コンデンサに書いてある数字より大きい物をとりつければOK
R4 50とかいてありますが50v 0.4μFのコンデンサという事
0.4μFの物はないのでおそらく0.47μFかな?
後期型 1ASIC(VA1) には12個のコンデンサが使われています
これをすべて交換します
ハンドヘルドレジェンドで買ったゲームギア後期版専用のコンデンサパックを使用
このようにメイン基板と電源基盤、サウンド基板のコンデンサが入っています
基板には黄色い丸がありますがこれはケースを閉じた時にの突起が当たる場所
閉じると3つの突起が黄色いところに当たるのでコンデンサ交換時に注意します。
準備が出来れば12個のコンデンサを根気よく交換します
交換が終わったら動くかチェックします。
前期型のゲームギアをお持ちの方は
こちらが前期型のゲームギアの基盤になります。
コンデンサの数は11個と後期版と数や位置、容量が違います
重要なのはついているものと同じか少し大きめのものと交換すればOK
後期型用コンデンサパックは電源とサウンド基板に使えますがメイン基板はダメ
サウンド基板はコンデンサの見た目が違いますが個数やサイズは同じ
当たり前ですがコンデンサはプラスマイナスがありますので外す前にしっかり確認します。
コンデンサは足の長いほうがプラスです。
もしカットしてわからなくなったらコンデンサに白い帯がある方がマイナスです。
次回はレトロシックスのGame Gear CleanScreenを取り付けていきます