今日から令和という新しい元号に変わった。平成最後の仕事は漫才をした。令和最初の仕事はyoutubeでの仕事。


この令和という時代に俺はどう流れていくんだろう。


そんな令和の初っぱなに訃報が飛び込んできた。THE STALINの遠藤ミチロウさんが亡くなった。令和を待たずして。体調悪いのはなんとなく聞いていたがまさかという気持ち。



俺がSTALINを知ったのは高校のとき。昔ブランキーの達也さんがSTALINで叩いていたというのを聞いてSTALINのCDを探したが田舎のCDショップにはなかった。


高校を出て大学の時「虫」アナログを買った。メイクやジャケットの感じとかとにかくずっと異様なバンドってイメージがあったけど曲はパンクのストレートなかっこよさがあった。


365って曲は丸尾末広先生の本に歌詞が引用されていてそっちで見た時にもなんかうわってなったのを覚えてる。短い中にかっこいいリフがあってズドーンって抜けていく。


「眠りたーい」って歌詞が印象に残って。


そこから「ロマンチスト」という曲が好きになりDJをやっていたときよくかけていた。カラオケでも今でも歌うよ。


石井聰互監督の「爆裂都市」を見たとき、拡声器で歌うマッドスターリンの姿がかっこよすぎた。


STALINの伝説は数々ある。ライブで豚の首を投げたり裸だったり最前列のお客さんに×××させたり。とにかく凄すぎる。


生でミチロウさんを見たのは、じゃがたらの江戸アケミ13回忌というライブを見に行った時だった。ソロでアコギで歌っていたミチロウだったけど、「天国の扉」や「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」を生で聞けて感動した。新宿ロフトの前から二列目くらいで半泣きで聴いていた気がする。


遠藤ミチロウという伝説は令和になっても不滅です。


日本の初期パンクのよさを教えてくれた遠藤ミチロウさん本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りします。Knockin'On Heaven's Door.


令和を吐き気がするほどロマンチックに生きていきます!俺は!


おしまい。