昼の空下げで下へ降りる時、エレベーターの中で目の前に野本が立つ

 

 

なのでケツを掴んでみる

 

 

「はう!」っという感じでのけぞる

 

 

以前、夕方の食出しの時にもむんずと掴んだのだが「はっ!」と声を出して振り向き笑っていた

 

 

今日も笑いをこらえている

 

 

運動に行き、田中、矢部、加藤、野本と5人で土日の合同配食や古田の話をすると

 

矢部「もし、我々が雑居に移らなければならなくなったとき、野本と一緒はいいですけれど、古田とは絶対嫌です」

 

加藤「土日の合同配食で、野本と古田、なんか争ってるよね。古田が野本になんか指図する感じでムカついてるでしょ」

 

野本「はい、それは」

 

野本は古田にだけは「うるせーよ」と言い返す

 

 

控え室に戻り、皆の前で

 

俺「いやー、野本はかわいいわ」と言うと

 

白石「そうですね。今はいい距離感なのでかわいいですね」

 

ほんとかよw

 

俺は古田と比べてって意味で言ったのだが

 

 

3階へ戻ると、今日は私本購入受付願箋に購入希望者の指印を押してもらったのだが、矢部のだけがない

 

矢部は、「もう、なんか馬鹿らしくなったので今月から本も買います」と初めて私本を買うそうだ

 

 

道後に、「矢部の願箋ないんだけど知らない?」と聞くと

 

 

道後「なんか、紙持って上に上がってましたね」

 

 

道後も気づいてたなら指摘してやれよ

 

 

日替り雑務に「申し訳ないんですけど、4階の矢部が私本購入願箋を4階に持って行ってしまったんで、食出しの時にそれを持って来るように伝えてもらえますか?」と言うと

 

日替り『いいよ』とのことで食出しで道後が矢部から受け取る

 

 

矢部「すみません、間違えて持って行ってしまいました」

 

 

今月、初めて買うんだから間違ったというのは違うんじゃね?

 

 

俺「間違ったんじゃなくて知らなかったんだろ?わかんなかったら聞けよ」

 

 

矢部「はい。すみません」

 

 

下へ降り、矢部に

 

 

俺「あのさ、古田の前では叱りたくないからあいつがいたら黙ってろ」

 

 

古田は、矢部が合同配食の時にミスを何回かしてから完全にバカにしてるみたいなので、あまり古田の前で、矢部を叱りたくない

 

矢部と野本がミスをするとすぐ指摘するんだってよ。てめーだって何にもできてねーのに

 

 

来週の月曜日に我々が使っている古いメリヤスを洗濯工場に返すので、今日、新人の新城以外のを回収して俺に渡してと谷川に伝える

 

 

もちろん、谷川本人がやらなくてもいいと毎回伝えているので、谷川は古田に伝えて何回も「全員に告知しろ」と言っていたのを聞いていたのだが、松田は告知されておらず

 

 

谷川は古田に「ちゃんと告知しろって何回も言っただろ!」と叱りだす

 

 

バカなんだよ、結局

 

 

月曜日から毛布の増貸与、メリヤスを着ることができる処遇変更があるのだが、最近、毎回のように処遇変更の一覧が控室に届かない

 

どうなってんだろ?

 

矢部先生に「月曜から処遇変更あると思うんですけど、僕らはいつその紙を見れるんでしょう?」と聞くと

 

矢部先生『え?また控室に貼ってないの?いつもらえるっていうか、自動的に貼られるんだけどな。前回もそうだったんだっけ?』

 

 

俺「ここ2回ないです」

 

 

矢部先生『前回、雑務に言ったんだけどなー』

 

 

で、富沢先生には電話せず、今日の日替り雑務に電話する

 

 

矢部先生『そう、しれーっと控室に貼っといて』で、日替わり雑務は炊場までの連行の先生でもあったので

 

俺「矢部の件、ありがとうございました。あと処遇変更の紙は・・・」

 

 

日替り『おお、貼っといたよ』

 

 

仕事が早い!

 

 

日替り『すぐやんないと忘れちゃうからさ』

 

 

夕方、控室へ行くと10月22日からの処遇変更の用紙の他に新しく貼られた用紙を見ると10月1日からのもの・・・

 

まさかの前々回の処遇変更の紙が貼られてるとは・・・

 

 

5階の先生なら『どいつもこいつも!』と言いそうな感じ

 

 

雑務の富沢先生がいたので「先生、月曜から処遇変更だと思うんですけど、この表…」

 

 

富沢『ああ、そうか!今日中に貼っとくよ』

 

 

なんだよ、直接言えば簡単だったわ

 

 

 

谷川に「1年日記帳ってまだ使ってないの?」と聞くと

 

 

谷川「まだ使ってません。3類になってからにしようかと」

 

 

俺「いや、あれは余暇特別購入だから願箋で使えるよ」

 

 

谷川「そうなんですか?一年日記帳だとノート検査のとき、提出しなくていいんですよね?」

 

 

俺「どうだろ?聞いてみるよ」で、矢部先生に聞いてみる

 

 

やはりわからないらしくどこかへ電話をして聞いてくださるそうで、夕方になり

 

矢部先生『谷川の一年日記帳の件だけど、日記帳ってすごく小さいものらしいんだよ。だからノート検査には提出しなくていいって』

 

おお、そうなのか。いつもすみません

 

 

もう一つ、

 

 

道後「領置金と報奨金の残高って教えてもらえるんですかね?」でこれも先生に相談すると

 

 

矢部先生『2人とも知りたいの?』

 

 

俺「いえ、俺は帳簿つけてるんでw」

 

 

矢部先生『そうか。じゃあ道後、手数料取るぞ。ATMでも手数料取るくらいだからな』

 

 

俺「先生、残高照会は手数料取られませんよw」

 

 

矢部先生『そっかwww』

 

 

で、これも午後になり聞いていただいたようで道後に残高が書いてあるメモを渡していた

 

2人で「減点制度とかあるのかね?」とか話をしていたみたいなので、後で道後に聞いてみると

 

 

道後「報奨金が15,000円くらいしか貯まってなかったのでそんな感じのこと言われました。前月からやっと報奨金が3千円くらいもらえるようになったのでそれくらいかな?とは思ってましたけど」

 

まあ、そんなもんじゃないのかね?