昨日、実家で私の帰りを待っていたコウキを迎えに行って帰ってきた後のこと。

帰ってすぐにいつも通り『はい、宿題やってねー!』って言うと、『はーい!』という素直な返事。

優秀優秀!と思いながら、コウキが宿題をしてる間、コウキの服の毛玉取りをしていました。

なんですかねー、西松屋の裏ぽかの服って、毛玉だらけになりません?

コウキの着方が悪いのか、私の洗濯の仕方が悪いのか、とにかく毛玉がすぐできる。

こどもは気にしないでしょうけど、見た目が良くないので私が気にしちゃうんですよねー。

生地を傷めるかもしれないけど、それでダメになったらまた買えばいい。

元々そんなに高い服は買わないから。

なんて思いつつ、ザリザリとトレーナーの毛玉を取ってました。




終わったー!とプリントを私の元へ持ってきたコウキが『なにしてるの?真顔』と。

毛玉をとってるんだよ』と、私。

毛玉だらけの服じゃ、せっかくかっこいいコウちゃんがかっこ悪くなっちゃうじゃん?

どうせ着るならかっこいい方がいいじゃんニヤニヤ

するとコウキは言いました。


おかあちゃん
いつもぼくのために
ありがとう!


なんとも言えない気持ちになりました。

我が子ながらいい子に育ってるなー、と。




少し前に、何かの拍子に話した事がありました。



自分の周りにいてくれてる人に感謝しなさい。

自分のために誰かが動いてくれてる。

お母ちゃんだってそうだし、じじとばばもそう。

お友達もコウちゃんと楽しく過ごしたくて声かけて誘ってくれる。

学校の先生だって、コウちゃんが学校で安全に過ごすために見守ってくれてる。

そうやって周りの人に助けられながら、周りの人に生かされてるんだよ。

周りに誰かいてくれることは当たり前じゃないんだよ。

だから、自分のことを思ってくれる人に感謝しながら生きていかなきゃいけない。

ありがとうっていう気持ちがあれば人に対する思いやりも持てるよね。

そういう思いやりや感謝の気持ちは連鎖して、巡り巡ってまた自分にも返ってくるんだよ。

向けてもらえる優しさに甘えてそれが当たり前って思っちゃいけない。

コウちゃんには、人の心がわかる優しい子でいてほしいな。



なんて、ちょっと難しいかなー?なんて思いながら話しました。

コウキは、うんうんと頷きながら私の目を見て真剣に聞いてくれました。

毛玉取りに対する『ありがとう』も、その話をした結果だといいなーと思いました。

たかが、『毛玉取り』だけどwwwwwwwwww





その話をして以来、コウキはありがとうという言葉をよく使うようになりました。


おかあちゃん、ぼくの心配し過ぎだよ〜!ゲラゲラ
でも、ありがとうね。ほっこり

おかあちゃん、今日もごはんおいしいね。
いつもおいしいものをありがとう。ニコ


洗濯したものを干してたり、キッチンで洗い物をしてたりすると、


おかあちゃん、なんか困ったことない?
大変そうだし、お手伝いしようか?うーん


などなど、感謝と思いやりを向けてくれます。

本当に感心なんですが、私に対してだけじゃなく、お友達に対しても気持ちを向けられてるかどうか、それが出来ていればいいんだけどなーと、気になってます。

担任の先生の話では、お友達に対しての接し方は特に問題がなく、優しい性格だとは聞いてます。




問題は、実家でのじじばばに対する態度ですねー。

甘やかすもんで、私がいないと言う事を聞きません。

実家の母は『あんたがいる時といない時じゃやっぱ違うね』と言ってました。

『甘やかすからナメられてるんだよwww』と笑ってたんですけどねwwwww




ま、とにかく、今は特に問題なく成長してるんじゃないかと思ってます。

もう7歳になったのに甘ったれで、腕枕してあげないと寝られないし、抱っこして欲しがるし、手を繋ぎたがるし。

その甘ったれもいつまで続くのかわかりませんが、そんなに急いで大人にならなくたって、黙ってたって大人になるんだから。

もうしばらくこどもこどもしててほしいなーと思ったりして。




小学生になって、だいぶ物事をわかるようになってきて感心する反面、ちょっと寂しくなったりするおかあちゃんなのです。




ていう、久々の親バカ日記でした。




(笑)