はじまりは数年前、友人と大阪のとある神社でのふしぎな経験からでした。
友人数名と仕事の成功を願って本殿に参拝しようと近づいたときにそれは起こりました。
いきなり私の体中に鳥肌が立ちました。
本殿手前に結界があるかのように内側に入ると鳥肌が立ち、出ると収まりました。
みんなと笑いながら面白おかしく鳥肌を出したり引いたりしてたのですが、
しばらくすると体がダルくなったので、急いで参拝して帰りました。
その一ヶ月後ぐらいだったでしょうか
またふしぎな体験をすることになりました。
ふと脳裏に私の父が大きな門の前で土下座している姿が見えました。
私の父は今も健在なのですが
父が土下座している場所は地獄のような場所で足元は熱した鉄板のようになっていました。
頭と足は熱で焼けており、それでも頭を地面にこすりつけ何かを言っていました。
「私の家族を連れて行かないでください」
「どうか、私が犠牲になりますから」
私は急に出てきた映像や言葉に戸惑い、正直訳が分かりませんでした。
後日実家に行って、両親にそのことを伝えたら
父はなんとなく聞いてる感じ(半信半疑)
母は急に方が痛いと言い出し、しばらくすると治まりました。
直後に私の脳裏にまた映像が浮かんできました。
それは私と父の二人で先祖のお墓に姉と祖母が写った写真を持っていく姿でした。(姉は健在で祖母は他界しています)
すぐに父にそのことを話し後日行くことで話がまとまりました。
父とお墓参り行くのは数十年ぶりでしたが、何事もなく姉と祖母の写真をご先祖様に見せることができ無事、実家に戻ってきました。
帰ってからずっと何か足りない感じがしていて
母にもやもやしていることと、数珠のようなものが見えることを伝えたら、兄のための仏壇から数珠を持ってきました。
母が言うには、その数珠は叔父の奥さんの形見でずっと仏壇にしまっていたようでした。
その後しばらく何事もなく
私の脳裏に急に浮かび出したものが何なのかよく分からないまま時間が経っていきました。
そんなとき買い物に出かけようとしたら、家の近くの大きな神社に行きたいと急に強く感じてすぐ向かいました。
その神社でいきなり脳内に声がした気がしました。
「見えないものを信じなさい」
それは意味がわからない言葉でした。
周りに人はおらず、声というより脳内に直接言われている感じだったので
その時は、またふしぎな体験をしてしまったと思っていました。
数ヶ月後、以前から調子が良くなかった叔父が入院の知らせが入りました。
父と叔父は数年前から喧嘩してずっと会っていませんでした。二人とも気が強いので一度喧嘩したら絶対会わない!という感じです。
叔父が入院しても父は行きたがらなかったのですが、叔父の娘さんから父に相談があったり、疎遠になっていた親戚の方から叔父のことで電話があったりと、父の気持ちとは裏腹に叔父のお見舞いに行くことになりました。
お見舞いに行ってきた父は別に喜んでなかったと言いましたが、私はこれで良かったんじゃないかなって思っていました。
その一ヶ月後叔父は他界し、お葬式の当日に近所の古くからご縁のあるご住職から、父の実家のお話を聞くことになりました。
父の実家は昔は武士だったが訳あって住んでいた地域に、ガラの悪い人が他所から大勢来ることになり部落と呼ばれるようになった。
このことは父も初めて聞いたようですごく驚いていました。
父は小さい頃から部落で生まれたことで差別を受けていましたが、そのことに負けず一生懸命正しく生きようとしてきた人でした。
ご住職からこのお話を聞けたことで父の気持ちが少し楽になったと言っていました。
私と母の二人は数珠を見つけてから、叔母が近くにいるような気がするとよく話していたのですが、お葬式が終わったあとは二人とも叔母のことを感じなくなりました。
もしかすると叔母が叔父と父の仲直りを手伝ってくれたのかもしれません。
兄のための仏壇も今はいつも開いて賑やかにしています。
もしかしたら
「見えないものを信じなさい」
という言葉はこのことを教えるために言ってくださったのかなと思っています。
これが私の最初のふしぎな体験でした。