「ああ、私には何もないかもしれない」

私には何もない。

何もできない。

何をしてもうまくいかない。

やればやるほど、

空回り。

失敗ばかりしていて、

何も成功していない。

何をしても、

踏んだり蹴ったり

泥まみれ。

泥汚れには固形石鹸がなぜ落ちるんだろう？

なんて意味のないことを考えはじめ、

また、やっぱりないことに落ち込む。

気分が落ちていたり、

モチベーションが下がっていたり、

情熱が『情熱大陸』から自由落下している時は、

「私には何もない」という言葉に支配されてしまうものです。

でも、私には何もないと思っているときは、

必ず起きていることがあります。

それは、

「私」以外には、

「ある」と思っているってことです。

こんにちは、

あなたの物語を動かすコンサルタント

大和田です。

「私」はうまくいっていないけれど、

他の誰かにはうまく出来ていて、

「私」は失敗しているけれど、

他の誰かは成功していて、

「私」には情熱の炎の元が消し炭になっているけれど、

他の人には情熱の火種がわんさかある。

という図式。

人は何かと比較しないと、

「ない」も「ある」もわからないので、

「ない」自分と、「ある」他人を比較して悩むものです。

そして、

人間の心理というのは、面白いもので、

最初から本当に何もないものに関しては、

「ない」なんて思わないものなんです。

なので、

「私」には「なく」て、

他の誰かには「ある」ということではなくて、

「私」は関係なくて、

ないものはない。

ないんです。

(おわり)

じゃなくて、

本当に最初から、

この世に存在していないなら

「ない」とすら思えないものなんです。

たとえば、

ラーメン屋さんがこの世になかったら、

「ラーメン食べたいなー」って思わないですよね？

（ラーメン、その他麺類がこの世から消えたとしますよ）

だって、

ラーメンの味を知っていて、

あのときの、さっぱり塩ラーメンや、

甘エビの濃厚な味噌ラーメンの化学反応を舌が経験してるから、

「ラーメン食べたいなー」って思うんですよね。

ラーメンを知っていて、

本当はこの世界に、

「ある」って知っているから、

ラーメンが食べれないことに不満を感じて、

「ラーメンが食べたい！」と思うんだけど、

でも、

目の前にラーメンがないから、

不服そうな顔をして、

ラーメンがない！

なんでラーメンがないの！！

隣の人は美味しいラーメンがあるのに、

なんでないの！！

って思っているってことなんですよね。

つまり、

今なんらかの事情で、

あなたはラーメンが食べれていないだけで、

前に一回以上、

塩ラーメンも、

濃厚甘エビラーメンも、

たらふく食べて、

「美味しかった！」って思っているし、

自分はラーメンを食べることが出来る人間だとわかっているんです。

そんな感じで、

・私には才能がない

・私には美貌がない

・私にはお金がない

って思っている時は、

前はあったり、

経験したり、

確かにあったと思っているからこそ、

「ない」と思ってしまっているというわけです。

だから、

まずは、

目の前に「ない」ことに嘆いているよりも、

前に確かにあったという記憶なのか、感覚なのか、イメージなのかはわかりませんが、

「ない」と感じるよりも前に、

「ある」と感じたものを復活させていきましょう。

・復活の記憶。

・復活の感覚。

・復活のイメージ。

です。

イキイキとして、

フッと息を吹き込む感じです。

ダジャレじゃなくて。

「ない」って思っている時って、

見た目もうなだれていて、

しょんぼりしている

しおれた水風船みたいです。

なので、

水を含ませて、

空気をたくさん吹き込んで、

ポンポン跳ねるような、

採れたての水風船のようになりましょう。

「ない」から「ある」に。

水と空気を送り込もう。

水と空気になら、

どこでもあるし、

いつでもそこにあるものです。

繰り返しますが、

「ない」と思っているのは、

一回「ある」を経験してるがゆえに

今ないことに不満を、感じているということです。

そして、

私には「ない」、

誰かには「ある」と思っている

根本的な原因としては、

なんで他の人には「ある」のに、

私には「ない」と思っているの。

ということです。

なんで他の人の「ある」を見ていて、

私の中の「ある」を見ないのか？

すごく不思議ですよね。

簡単に言えば、

隣の芝生は青く見えるということですが、

隣は隣です。

もっと、

自分の家に集中しましょう。

目の前にラーメンがないって隣を見るのをやめましょう。

ちゃんと一蘭のラーメンのように、

私と隣の境に、

仕切りを立てて、

分けておく。

そして、

自分の元にある

ラーメンが、本当にないのか？

本当はあるのに、

勝手に失ったとか、

もう手に入らないとか、

元々私のところには最初からないんだ！

なんて思ってないのかを考えてみましょう。

比較すること自体は問題じゃなくて、

比較して私には「ない」と思うくらいなら、

隣を見るのをやめましょう。

だって、

隣のものは、

隣のものです。

あなたのものにはなりません。

もしや、

自分勝手に隣のものを欲しがっていませんか？

隣のものは隣のもの。

あなたのものはあなたのもの。

という風に。

もしかしたら、

そんな風に思ってしまうのは、

誰かに私の「ある」を取られてしまうという恐れからきているのかもしれません。

そんかことないですよ。

誰一人だって、

あなたのものを奪うことなんてしませんし、

させてはいけないんですからね。

あなたは、

あなただけのものを

ちゃんと受け取っています。

ただ気付けていないだけです。

なので、

隣を見て、

あわよくば、

自分のものにならないかななんて、

虎視眈々と狙ってしまうんです。

そんな必要ありませんから。

あなたが持っている

最高の「ある」は何があるんでしょうか？

すぐにあなたの「ある」が思いつかなかったら、

好きなラーメンを教えてください。

僕が、食べに行きますから！

あなたの物語、動いていきます。

(おわり)

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⭐︎ラーメンが教えてくれた「ない」と「ある」の真実