本日~15日(16時)まで坂出市民美術館にて『第47回毎日児童生徒書き初めコンクール』が開催されます。
※坂出市民美術館駐車場は台数に限りがありますので、高齢者、お体に配慮が必要な方が同乗の場合のみ館併設駐車場をご利用ください。その他の方には、13日(金)、14日(土)のみ、旧坂出市立病院駐車場を臨時駐車場として開放していただけることとなっていますのでご利用ください。ただし、15日(日)は、イベント開催のため臨時駐車場として使用できませんので、近隣の有料駐車場をご利用下さい。
さて今回は、高校2年生の生徒が三豊市教育長賞をいただくことができました。
小学年生から始めて10年。この道のりは長かったですね。ですが、これが理想の成長の仕方ともいえます。「継続は力なり」ですね。「地道の積み重ね」が人をつくるわけです。地道という言葉を今の若者はどう捉えているのか。「石の上にも三年」なんて説教しようものなら、このご時世においては老害と叩かれそうです。
最近の若者は時間軸が短いのか、仕事にしてもすぐに辞める人が増えているみたいですね。理由は様々だと思いますが、楽しくないとかワクワクしないとか、○○ハラを理由にすることが多いのかな。
僕なんかは不器用なものですから、3年は当たり前の世代というか、3年でも短いと思っているくらいで、3年でようやくスタート地点に立てるのかなと。若い時に自分というものを知るためにはそれくらいの時間は必要だと思うわけです。いま10年前を振り返っても、あのときの自分は何も解っていなかったなと思います。
優秀な人であればたった3年ですべての仕事をこなせるようになり、もうその会社では自分の成長の余地がないとなれば、転職して次のレベルに挑戦するのは当然だと思いますが、転職はどんどんするべきだという風潮が出てきたころからおかしくなったように思います。今の新人は、気に入らなければ辞める、上司に圧をかけられると辛くなって辞める、忘年会などの飲み会もタイパが悪いと感じるようです。とにかく会社との板挟みを避ける傾向にある。会社より自分を優先する人が増えているから退職代行の会社が成り立つわけです。
根性論を否定されて育っている今の若手は、精神力、対人折衝能力が弱くなっているため、辛いことがあったときに誰かが悪いと考えてしまう。
これは、生徒である子どもたちを見ていても思うことで、10年前とは明らかに変わってきています。
精神力を鍛えるには、圧倒的な努力をする、苦手な上司がいても逃げずに自分から関わりに行こうとする、嫌なことから逃げない。そうやって修羅場をくぐることで得られるが自負心というもの。
新人を育てる上の世代の人は、いまの若者には常識が通用しないので、波風立てないように言葉を必死で選びながら、若手を気持ちよくさせなければいけない時代となっています。これまで通り根性論でいってしまうとパワハラリスクしかないから仕事のノウハウを教えることをしなくなる。
というようなことが実際に起こっているようで、今後日本で起こりえることは、組織に新人を入れることをリスクと考える会社が増えることによる新一括採用の文化の崩壊。これはすでにアメリカやヨーロッパで起こっていることのようです。
いかんいかん話が逸れてしまいました。とにかく今回の受賞は僕にとっても非常に喜ばしいもので、継続の大切さを改めて教えてもらえる出来事でした。
中学校に入ってから学校生活に馴染めず苦労していたようですが、教室には休まず来続けてくれていました。今では、高校生から始められる競書誌で初段の試験に合格し、今月は二段の試験課題に挑戦中です。
そういえば美輪明宏さんがこんなことを仰っていました。
「トラブルがあった時に、忘れさせたり建設的なものに振り替えさせる力があるのが文化なんですよ。生きることを手助けしてくれますから。」
そんな書道文化ですが、今年の12月ごろには「書道」がユネスコ無形文化遺産に登録される見込みとのこと。
世界に認められる日本文化がアイデンティティとなるというのは、これ以上ない誇りとなるのではないでしょうか。
