お久しぶりです。

5、6月は毎日児童生徒硬筆展、7、8月は夏休みの毛筆宿題の特訓を終え、今月からいつもの課題へ取り組んでまいります。

 

今月と来月は、こちらの有名な格言を残したお方。

 

「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」

 

7月に発行された新紙幣1万円札のお方です。「日本資本主義の父」「近代日本の財界の帝王」と称された渋沢栄一。

明治初期から昭和初期にかけて多くの産業の発展や近代化に尽力し、日本経済の発展を支えました。

渋沢といえば「論語と算盤」ですが、意外にもこれは晩年にたどり着いた思想。

「論語」は、孔子が弟子たちとの間で行った対話集で、人間関係や行動の原則、道徳的な指針の重要性を説いたもの。

そういえば14年前にブログで論語特集(全26回)をやっていましたね。今見ると書が稚拙でめちゃくちゃですね。お恥ずかしい限りです。

 

 

 

 

こちらは渋沢の講演をまとめたもの。

 

経済活動においては算盤(利益追求)が重要だが、それだけでなく論語(道義)も大切であり、道徳を欠いた算盤のみの追求は自己と社会の破壊を招くため、人々が正しく計算を行うことと同様に、倫理的な判断や行動も正確に行う必要があると述べています。

 

WBC優勝に導いた栗山監督は、日本ハム監督時代に本書を選手に配って読ませていて、「ギリギリの勝負になったとき勝敗を分けるのは人間力。人間力をつけるには論語と算盤を読めばいい」と語っていたそうです。

大谷翔平選手も愛読書のひとつにあげています。