船井幸雄の言葉 49回
最終回
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船井幸雄の言葉シリーズは49回目が最終回となりました。
偶然にも仏教の「49(四苦)」というメッセージを頂戴しました。
人生には、生・老・病・死、という四苦が付きまといますが、その根源的な苦悩の受け止め方によって、人生はよりシンプルになるということを今回のシリーズで学んできました。
でも、読んだり、書いたりするだけでは何も変わりません。人間はすぐに忘れる生き物。
まずは人生の壁にぶつかることを経験しなければなりません。その壁は何枚もあって、ぶつかる度に、悩んで悩んで悩み抜かねばなりませんが、乗り越えればどんどんレベルアップします。
人生の喜びというのは、逆境を乗り越えるときに、最も強く感じることができるといいます。
四苦のほかに、八苦もありますから、ウハウハですね。
死にたいと思うようなことも何度か経験しますが、そんな時は落ち込んだり、あきらめるのではなく、その逆境を喜んでみるといいのかもしれません。
人生に乗り越えられない苦しみはありませんから、苦しいと感じたら喜んでみるのも、シンプルに生きるための方法なのではないかと思います。