今年1番ハッピーな映画 | 書道教室 墨屋好文堂

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今年最後に今年一番よかった映画を。もうずっと映画離れしていて比較するほどの作品を観ていないので断トツこれ。この作品がアカデミー賞を受賞していることも知らずに観たからめちゃ感動したのかも。ということはこれを読んでいる人は感動が半減するかも。でも半減したとしても大丈夫なくらいパワーのある作品。

 

プライムビデオでは、「字幕版」「吹き替え版」「バリアフリー日本語字幕版」がありまして、それを知らずにたまたま選んだものがバリアフリー版でした。最初はその特有な字幕に違和感を感じてしまい邪魔だなと思っていたのですが、結果的にはこれまで経験したとない感情が溢れ号泣することに。<無音>という字幕が出る場面で泣いたのは人生初。

聾者と、そうでない者とのぶつかり合いをみていると、人生そのものの本質ってそんなちっぽけな違いによって幸不幸が決まるわけではないし決めるべきでもなく、この世には善と悪があるようでそれもなく、実は平等であるということ、家族に限らず地球上に生きるすべてのものは不二であり、境界線はあるようで無いということが、手話の動作から聞こえてくるような気がしました。

この映画を観る多くの人が、ハッピーエンドでめでたしめでたしとなりそうだけれど、家族とケンカしている時も、仲間に裏切られた時も、夢を諦めざるを得ない状況になった辛く悲しい時も、最初から最後まですべてにおいてハッピーだったじゃないかと思うわけです。この世には時間の概念があるために、その時その時を無意識に刻んでしまうことによって過去と未来をつくりあげているけれど、微視的には時間は存在しない、もしくは今しかないのだから、つまりはハッピーしかないということになるのでは。

主人公が親を疎ましく思う場面で、今年世間を賑わせた「親ガチャ」という言葉を思い出しました。個人的には、魂は人間になる前にあの世から親を選んで地球に来ているし、人生のシナリオも予め決めてきているから、人間に生まれた時点でみんな最大級の望みが叶っていると信じてしまっているほうなので、今の時代にこんなことがニュースになったりするのかと驚きました。いや、目に見えて分かりやすいもの、数値が多いものが良いという判断基準しか持てず、自分の感覚を信じられなくなっている今の時代だからそういう考え方になるのかなとも思ったり。

 

さて今年を振り返ってますと、ぎっくり腰2回、停車中におかまを掘られ、太田教室の上階からの水漏れ被害で天井とクロス全張替え、ほかにもいろいろと辛いことがたくさんあり、最終日の本日は、マクドナルドでドライブスルー注文して帰って開けてみたらチキンナゲットのソースが入ってなかったりと、いろんなことを初体験することができました。全部自分で決めたことなのでよしとします。というか、実は今年の初めのころに太田教室が崩れてがらんどうになっている夢を2回くらい見ていて、夢では完全に地震の被害かと思っていたのですが、現実では違っててよかったです。

今年もお世話になりまして、ありがとうございました。

来年も皆様にとりましてハッピーな年になりますように。

それでは、よいお年をお迎えください。

 

 

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あと今年の一番衝撃だったYouTubeも紹介しておきます。

ここに登場する方々は、魂の先輩だと思っています。