毎日児童硬筆展の作品の出品を終えましたら、次は夏休みの書道コンクール。
作品というものは、膨大な時間と労力をかけなければできないもので、何枚も何枚も枚数を重ねることによって完成に近づけていく。完成した時の喜びや充足感は、作品作りに真剣に向き合うことでしか得られないものでもあり、結果的に創造性や想像力も育まれます。それらを経験するためのコンクールといってもいいですよね。文字を書くのに一番必要なのは想像力なのですが、デジタル化が進むにつれ、このあたりのことを軽視している人が増えているように思います。現に学校教育ではそのような傾向があります。
作品が完成するまでの階段は登るものではなく、自分で作るもの。努力とは、実績や経験というブロックを積み重ねて、自分の土台を固めていく作業です。人生には浮き沈みがあり、停滞する時期も当然ありますが、そんな時期でも、諦めることなく地道に努力していれば地盤は固まっていくわけです。
話は変わりますが、先週、勝賀中学校の生徒に、JA共済書道コンクールの課題手本を頼まれ、募集要項のプリントにあった『豊年万作』という四字熟語を書いたのですが、書いてしばらくして何とも言えない違和感が湧いてきました。
「今年は、昨年の反動で自然災害の規模が大きくなりそうだから、豊年万作を祈念しながら書くといい...?」
万作...万作?
そんな熟語ある?と思い、「豊年万作」をネット検索してみると、人名としての「万作」しか出てこない。
意味合いで考えたら「満作」だからそちらで調べてみたらやはりこっちでした。
JA共済の書道コンクールのホームページでも確認すると満作とあったので、勝賀中のタイプミスだったようです。
では、夏休みも残り1ヶ月。頑張っていきましょう。






