前回のクイズ
「4月の課題」は誰の言葉でしょう?
分かりました?
彼が発明したものは、いまや世界中の人々が毎日手に持ち、日々の生活になくてはならないものとなりました。
それが発売されたとき、その美しさに誰もが心を奪われて見入ってしまいました。
「パソコンの父」と呼ばれるアラン・ケイが、国立博物館で見た印籠の美しさを彼に伝えたことで、それは生まれました。
それの初期デザインのもととなったのが「印籠」だったのです。
それは日本独自の美意識が逆輸入された瞬間であると同時に、かつての日本人に備わっていた感性が失われつつあることに気付かされた瞬間でもあったのです。
それを作った彼がこの世を去って今年で10年。
和食、禅に傾倒し、新版画、特に川瀬巴水(かわせはすい)のコレクターでもありました。
そういえば先日、楽天モバイルで正式に取り扱い開始となったアレ、といえばもうお分かりかと。
ご存知の通り、書は禅と深い繋がりがあります。現在の学校教育ないし世間では軽視されつつある日本文化ですが、西洋文化に染まってしまったために失われた、「わびさび」という感性を再び取り戻すためにも書道を通して、華美(カラフル)ではない、白と黒の世界、「静」の中に「動」を表現する、余白美、そういった美意識、AI時代に必要な感性を磨いていきたいものです。
ということで、今月の課題は、スティーブ・ジョブズ言葉でした。
あと、知っている人も多いと思いますが、お気を付けください


















