新・熟語  四

 

今回作った新たな熟語はこちら

 

「遡」 ソ・さかのぼる

 

「知」 チ・しる

 

 

【遡知】

ソチ

 

 

<解説>

 

「遡」には以下のような意味があります。

 

「遡」・・・さかのぼる 流れをさかのぼっていく そもそものはじめをたずねる

 

遡上(ソジョウ):水の流れをさかのぼっていく

遡源(ソゲン):水流の源までさかのぼる 物事のもとをさかのぼって研究し明らかにする

 

「人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である」という、武術研究家の甲野善紀先生の言葉にもあるように、未来というものはあらかじめ決まっているけれど、日々の選択は自由だという考え方があります。人間には自由意思があって、自分の未来を妄想することで、今をどう生きるかも選択できる。

具体的にどうやって行うのかというと、母川回帰(ボセンカイキ)する鮭になるのです。

ご存知の通り、鮭は河川で生まれると海に出て回遊し、産卵のために母なる川に戻ってきて遡上します。この鮭のように、時間を遡って未来に卵(なりたい自分)を産み付けるのです。その卵がだんだん下降し、今に流れつくときにその卵は、なりたかった自分に成長しているという、未来の自分を遡って知ることで、今の自分を成長させることを「遡知」といいます。