自然に神は宿っているというアニミズムを、また改めて強く感じることとなった

即位礼正殿の儀。

テレビの前で正座をして陛下の御言葉を拝聴していましたが、そのお言葉の重さに涙が出てしまいました。儀式の直前に雨がやみ、虹がかかるという現象もまた、平成の即位式の時は晴天だったことを思うと、今回の御代替わりが特に重大なものであるのではないかと思います。

 

雨は天と地が繋がるという目出度いことを表す象徴とされています。平成最後と令和初日にも雨が降りましたよね。出雲大社の平成の大遷宮の時も、儀式の直前までは雨と風が吹いていました。命が更新されるときには、人間にとってもっとも重要な水が降り注ぎます。自然の営みに目を向けることは自分自身を見つめ直す機会でもあります。

 

自然災害の意味も、我々人間は今一度考える必要があります。先日の大型台風の時も、堤防やダムの重要性がSNSで拡散されていましたが、今後は加速度的に大きくなっていくといわれている台風、そして南海トラフ地震が起きる確率も高まっている中で、もっと多くの堤防やダムを作り、地震対策を完備した建物にすればいいのかというとそんな単純なものではなく、真の意味での対策は、西洋に追いつくために科学的、合理的な思考になりすぎてしまっている日本人の心を省みるということなんだと思います。

これからもどんどん天災は起こると思いますが、神様あっての我々ということを令和時代においては、より顧みる必要がありそうです。