日本家屋の顔 | 書道教室 墨屋好文堂

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本日は、この前Twitterに投稿していた生徒の掛軸のお披露目です。


その月の生徒の毛筆作品の出来具合により、僕の中にある「掛軸したいいね!」ボタンが押されると掛け軸になります。

もちろん生徒本人には、掛軸にしてあげるから頑張るのだよ、などとは言ってはおりません。本当に僕の気分しだいです。


とか言いながら、実はみんなのぶんを順番にやってあげるつもりですけどね。

毛筆の課題については月の初めの講習の時に、本人に何が書きたいかを一応は聞いてますが、ほとんど返答がありませんからいつも僕が課題をだしている次第です。

だから掛軸にしたい言葉などがあればそれを今月の課題にしてもいいと思ってますのでどうぞ遠慮なく申し付けください。


では、まずは「裏打ち」の様子です。

墨で書いた後の半紙は乾くと縮むため皺が入ります。なので専用の和紙を裏から貼り、補強すると同時に皺をのばします。




そしてこれを軸装するとこうなります。




日本人の最近はおうちは床の間がないところが多いみたいですね。四季を演出する和室の顔としての重要な場所なんですけどね。



Lack Of Afro - The Importance of Elsewhere