発達障害について | 書道教室 墨屋好文堂

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本日は前々から気になっていたことについて、

 

少しだけですがネットで調べたものを記します。

 

 

 

「発達障害」について。

 

 

 

様々な生徒と接する中で生徒に対して、これは躾の問題なのか?、性質の問題なのか?、環境の問題なのか?、という疑問符が浮かぶことが幾度となくあったわけです。そしてその頃からなんとなくは感づいていたことが、今回の調べによって部分的にですが腑に落ちたことも確かです。

 

 

 

それとは別に、上記の問題の中の「環境」というのは影響を受けやすい体質である子どもだけでなく、大人の世界においても個人に与える影響は大きいことは確かで、例えば調理場を例にしてみると、あるお店で10年間衛生面をしっかりと教育された人間が衛生管理ができていない調理場で新人という立場で働いた場合、1年もしないうちにその調理場の習慣に染まりきってしまう、という残念なこともあります。いわゆるミラーニューロンシステムですよね。模倣してしまう。

 

模倣はなにも親と子に限ったことではないと。しかもその模倣は自分を守るための行いである場合もあり、上の例でいうと、清潔にしていても隣ですぐ汚される、こういったストレスから逃れるための、現状の環境に自分を慣れさすための模倣であるともいえる。話が逸れましたがそういったこともあるということで。

 

 

 

では本題の発達障害について。

 

大きく分けて4つに分類されます。

 

 

 

1,AD/HD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)・・・「注意欠陥/多動性障害」

 

 

 

2,LD(Learning Disorder)・・・「学習障害」

 

 

 

3,「広汎性発達障害」・・・アスペルガー症候群 、高機能自閉症等をまとめてこう呼ぶ

 

 

 

4,「反抗挑戦性障害」・・・発達障害が進行して病気が重くなると「うるせー、くそじじい」「てめえうざいんだよ」となる。

 

 

 

 

 

AD/HDの症状、特徴は、作業記憶が1つで1度に覚えられる事は1つだけということ。それと、鉛筆や小さい教具を扱うのが苦手。これは手袋を2枚はめた感じがする微細運動障害を持つ。

 

 

 

学習障害(LD)の特徴は、ある1つの能力が欠如している。

 

日本では1995年に文科省からLDの定義が出され、ADHDとLDが区別されるようになってから、1980年代にADHDといわれていた子供の中にもアスペルガー症候群や高機能自閉症の子供が多くいることがわかる。

 

 

 

発達障害児への間違った対応は障害を悪化させるらしく、目の前の生徒の暴言・暴力は「障害」(反抗挑戦性障害)で「AD/HD」の悪化した症状かもしれない。だから教員は「発達障害」を知っておく必要がある、ということです。

 

 

 

 

 

AD/HD児への最も大事な対応三つは何か?

 

 

 

1 一時一事(一度の指示は一つだけ)・・・なぜなら「作業記憶」が一つだから

 

 

2 叱らない・・・なぜなら叱っても無駄だから(たくさんほめるのが大事)その生徒は他の適切な方法を知らないという特徴を持つから叱らずに「こうすればいいんだよ」と代案を教えてあげる

 

3 鉛筆の持ち方に注目する・・・なぜなら微細運動障害は鉛筆の持ち方に特徴がある。①手首が硬い②握り持ちをするので芯先が見えない(字の形を正しく書けない)

 

 

ということから、ADHD生徒を叱る教員がまずすべき事は?「ほめまくる事」です。

 

 

・・・と、ありました。

 

ほめまくるのは全能感だけが肥大化しそうなので個人的には好きでないところですが。

 

 

 

2005年の4月1日施行の発達障害者支援法によって、アスペルガー症候群と高機能自閉症に対する行政の認知は高まってはいますが、依然社会的認知は低く、対人関係での挫折が生じやすい環境は変わっていないようです。

 

 

 

で、なんでこんないろんな呼び方があるかというと、「アスペルガー」や「自閉症」という言葉に偏見があると考える医師がいろいろと名前を考えるわけですね。他にも言葉のイメージで間違った捉えられかたをする恐れもあるので、まとめて「広汎性発達障害(PDD)」や「発達障害」と呼ぶ医師も増えてるのだとか。

 

 

 

ただ、日本の精神科医のほとんどは、発達障害の治療方法はよくわかっていないので、薬を大量に処方して終わらすパターンが多いようです。結果、薬漬けになり、死ぬまで飲み続けなければならないということになるのでお気を付けください。

 

食べ物やワクチンに気を付けるだけでも症状は抑えることはできるようです。