孔子は道徳を身につけなさいと説く。
徳は日常生活において誰もが修行無しに身につけれるもの。心がけ次第で。
「徳」には5つのキーワードがあります。これを五徳といい「仁・義・礼・智・信」があります。「仁」(じん)には特に重きをおいていて全ての徳の基になります。
「仁」とは、人を思いやる心。相手の立場を思いやり広い心で人を許す精神が求められます。
さて、記憶に新しい前回のブログ記事の映画「かいじゅうたちのいるところ」 に出演していた”かいじゅう”の中にもこの”仁”を実践していたのがいたと思います。
そういえば不平不満や陰口や悪口ばかり言ってる”かいじゅう”もいました。
みなさんの周りにそんな”かいじゅう”はいませんか?
次の論語は気をつけるべきところ。
(こうげんれいしょく すくなしじん)
人付き合いの中で、ことさらに言葉を巧みに飾り、愛想のいい顔をして表面をとりつくろっているのは誠意のかけらもない。人のうわべを飾ろうとする気持ちが「仁道」の妨げになる、と説いている。
「仁鮮なし」ではなく「鮮なし仁」としているのは、倒置して強調しているためです。
五徳は生活の中で実践できるものばかり。でも、いつもできるわけではないと思います。ただ心掛けていると得(徳)なことがあるかもしれませんね。良い事がないと愚痴ることは無駄なエネルギーを消費すること。それよりも、徳を実践して、徳を知っとくと得することに納得、できれば幸いです。(うまくオチてそうとう気持ちいい)