世の中には 色んな宗教や スピリチュアル的な思想がある。
その頂点の 神様だか 仏様だか 宇宙だかという存在の教えは
どれも人の在り方を説いているけれど それよりも大きな この世の生業を説いている。
「この世」だから それは「宇宙」であり
人が存在する以前からある「この世」のことである。
当たり前のことだけど 人間が生まれたからと言って
この世の生業が変わるわけじゃない。
だから それらの教えは 説かれた瞬間から変わったりはしない 不変のものだ。
時代と共に変わっていく教えは この世の生業など説いてはいない。
まぁ 某宗教では
「この世は移ろい変わり行くもので この教えすら変わっていくものだ」と説くものもあるけどね。
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この間 関東の方では 同性愛の女性が結婚(パートナーシップ条例)したことで
話題になっていたけれど 某宗教では同性愛は認めていない。
その教えから見れば 同性愛者は人の在り方として正しくないってことになる。
つまり 男女の在り方に反しているというわけだ。
ついでに人間性まで反しているとされる。
その教えを 信じているのなら
それがこの世の生業だから そう思うのが正しい。
それが 「教えを信じる」と言うことだ。
あなたが信じる 宗教だか スピリチュアルは
男女の在り方をどのように説いているのだろうか?。
男女の在り方となれば 性同一性障害の人も関わってくるだろう。
男性(女性)の身体なのに女性(男性)の心・・
あなたが信じる 宗教だか スピリチュアルは
そんな人達を どのように説いているのだろうか?。
更に・・同性愛や性同一性障害は まだ自分の性別ははっきりしているけれど
世の中には 半陰陽・・・・つまり 性染色体が XX XY 以外の人達がいる。
身体そのものが 普通の男女とは違う。
あなたが自分の信じる 宗教だか スピリチュアルの教えは
その人達を 男としてるのか? 女としているのか? それとも別の存在としているのか?。
某宗教では 男でも女でもない神様に近い存在としている様だけどね。
私は そうした人達と同様に性的マイノリティーだ。
あなたが自分の信じる 宗教だか スピリチュアルの教えは
私を何物だと説いていますか?。
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まぁ 別に・・・
私は 自分が何物であるかを もう悩んでいるわけではないから
それらが私を何物だと言おうと 私の生き方は変わるわけじゃない。
その人達から 悪魔と呼ばれようと 人間性を疑われようとね。
「私を何物だと説いていますか?。」という質問は
「わたしを人間として扱って欲しい」という希望ではない。
「あなたの信じるものは 人間をどう判定しているのか?」という あなたへの問いだ。
その人が支えとしている教えを壊すつもりはないけれど
私という人間の存在自体が その人の信じているものを壊してしまう。
かつて 私が男女の在り方に追い詰められ壊されたように
その教えを信じる人の存在自体が私を壊していく。
逆に 私が壊れることなく存在すると
その人の教えを根底から覆してしまうことになる。
存在自体が 壊し遭う関係はあるもので
巷では 「在りのままに♪」 なんて唄が流行っているけれど
自分らしく在りのままに生きるとは
このように 相手を壊してしまうこともある・・ということだ。
それは 特別なことだと思っているようだけど
「 『○年生までに九九は覚えるもの』という普通の考えでさえも
出来ない子供とその親の精神を壊していく。」ってくらいに
ありふれたことなのだ。
互いの存在は認められても
そういう関係の者は 共に生きることは不可能だ。
だけど・・・
これがこの世の生業だと思っているのは私だけで
そうではない生業を信じている人にとっては
私のいう「この生業」は存在しない。
自分の「信じた生業」しか存在しない。
こちら側は相手を認められても
相手は こちら側を認められない。
だから 共に生きられないのだけどね。
あなたが信じる教えは 普通ではない人を何者だと説いてますか?。
そして その答えを正しいと思いますか?。