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平成最後の年の幕開けです。
現実はともかく、1月1日というのは何か新鮮な思いがします。何かが始まる、何かが生まれるという希望を感じます。今どきの言葉を使うと、気持ちがリセットされるとでもいいますか。
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今年も余すところ1か月。
時の流れが加速度的に早くなるように感じる今日この頃ですが、ろうそくのあかりを見ていると、ひと時ゆったりとした気分になります。
市販のグラスにサンドブラストで針葉樹の森のイメージをきざみ、中に「かおりキャンドル」さん(金沢のキャンドル屋さん)にカラフルな蝋を流し込んでもらったキャンドルです。
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昔から、「一年の計は元旦にあり」と申します。
年賀状は何とか元旦に間にあったことでもありますし、今年はすべて前向きに考えることにしましょう。できなっかったことを数えるより、できたことを数えましょう。昨日のことより明日のことを思い浮べましょう。
年頭にあたりましてそんなこと考えたしだいです。
 
 
今回は五つ珠のそろばんです。時代劇で番頭さんが店先でパチパチやっているやつです。
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五つ珠であっても、四つ珠であっても、今やそろばん自体が日常では使われなくなっています。でもそろばん教室はひそかに繁盛しているようです。
このアナログな計算用具が信じられないような暗算の天才を生み出しているというのです。
 
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奥付には昭和3年5月5日発行とあります。
ケースも本の装丁もレトロな感じです。
全集の中のなぜかこの6巻だけが手元にありました。
あれはいつだったか、
古書店で、何を思ってこれを買ったのか思い出せませんが、
たぶんケースや表紙を見て衝動的に買ったのだと思います。
 
 
矢立は筆と墨壺がセットになった昔の筆記用具です。
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現代では、ボールペンやサインペンなど筆記道具は多種多様で、
いつでも簡単に手に入りますから、1本1本にそれほどの愛着も
感じないかもしれません。私などは、まだインクが残っているうちに
無くしてしまったりして、まったくもったいない話です。
日常では矢立を使って文字や絵を描くことなどないのですが、
時々眺めてはこの矢立を使っていた時代の人々のくらしを
想像したりするのです。