新しい物を作ろう!

と思い付いた時、ワクワクします。

何を作るかなんて全く考えてない。

椅子?テーブル?机?……
本当に全く無計画。

いざ作業台に向かい白紙を広げる。

鉛筆と定規数本を準備。

取り敢えず基準線を引く。


それからが思考の時間ですわ。



あーでもない、こーでもないと頭をひねる。

あまりひねり過ぎると首の骨折れちまう!

ってくらいに考えながら図面の線を引き続ける。

次第に形になってくる!

段々楽しさが増してくる。

おおよその形が決まってきた。

清書…って言うんかいな!?…図面の場合も。


『できた!』

さーて、木取り。

材に図面から取った寸法を写していく。


『できた!』

いよいよ部品取り。

適材適所の工具・道具を使って部品を一つずつ作っていく。


『できた!』

さーて組み立て。

図面通りに部品取りできてたら、組み立てはさほど難しくはない。

やった!組み立て完了!



思い通りに出来上がると……満足!感激!

人が何と言おうと、自分の思い通りに事が進めば納得しますよね。


ところがですよ。

手を抜いたつもりはなく図面通りに作ったものの、完成した物と最初にイメージした物との差があり過ぎると…

原因は色々です。

図面が間違ってた。

木取り・部品取りが間違ってた。

元々のイメージが良くなかった。

……様々。


やはりまずはイメージの段階でイメージすらよくできてなかった可能性大きいです。

強度的には問題無いけど、実際作ってみると脚が細すぎて貧弱に見える…

とか

座面、天板が薄すぎたり厚すぎたりでバランスが悪い…

とか。


最近ようやくイメージから図面にして、作り上げた時にさほど不満がなくなってきた様な気がします。


けど、今でも全然イメージ通りにいかない事が数多くあります。


何ですっけ?

『失敗は成功の基…元!?』


なかなかうまくいかないものです。


でも、最初の工程…イメージがなければ先に進む事は不可能かもしれません。


物作りの面白さ。


それがあるからやめられない!



余談ですが、紙に入る以上、図面は極力実寸大で描く事も、イメージを崩さない方法で大切ですね。