先日実に昔からの先輩友達に会いまして。

不思議な方でありまして。

その方も最近『木工』を始められたとかで話を聞いておりました。


海辺にお住まいで、素材に
『流木』

を使って…と言う事で…


私、流木にも以前から多々興味はありましたが。


少し流木について書いてみます。


と言うか!


流木って自分の感覚では、山々での倒木が川の水流で変形しながら海に流れ着き…
更に海の波に揉まれる物もあるのでしょう。
そして最後に海岸に打ち上げられる。

或いは人間が加工した材…例えば船に使用されていた板材等が海の波に揉まれて流木として海岸に打ち上げられる。

形は面白い、変わった物が沢山!

でも海水を吸って塩分があり、またあまりにも傷み過ぎて材として使うには困難な物が多い…


その程度に思っておりました。


昔、まだ石炭だの石油だのが使われていない時代には、燃料として使われていた様な事も過去聞いた事ある様なない様な…
燃やす分には塩気があろうと材として使えない物であろうと、あまり関係ないですよね。
乾燥してれば燃えるでしょう。


当時はそれでそれなりの需要はあったみたいです。


が、燃料として使われなくなり、今では需要はすったりだとか…

しかし今、街中歩いてても雑貨屋さんとか…ペットショップでも流木見ますよね。

雑誌やタウン誌なんかにも街おこしの一つに流木アートとか何とか…

個人的に流木を素材に家具やオブジェ等を作られてる方々…全国的にも結構おられる様で。


今回知人に会い、その友達にも流木を使って造形活動をしてある方がおられるとか。


そんなこんなでちょいと調べてみたところ…

まず、淡水の流木。

いやー、これは頭にありませんでした。

河川が流れ込んでいる湖やダム湖、大きな池や大きな河の河口より手前にも…考えてみたら流木って存在するんですよね。

『海岸に行って拾ってくるのが流木!』

なんて固定概念ありました。

確かに淡水の流木は海岸で見つかる物より荒削り…
しかし材に使う流木としては塩分も無いし、程度も良いのかも…なんて想像しております。


ただ、ビックリするのは、少数ではありますが、流木専門店なんてのもあるんですねー!

採取した流木を素材として使うために販売してるお店。

またもう一つ…先ほど述べたペットショップの流木…淡水魚の水槽にも使える様に(塩抜き)…と言うのかどうかは定かではありませんが…した物を結構いい値段で販売しとるんですわ!



何でも全て…と言うと過言かもしれませんが、工夫次第でかなりの物が物作りの素材に成り得る…


そんな事ちょっと思った今日の『木工考』…『木』に限らずね!…でした。