私の好きなバンドの畠山さんが言ってたこと

私は音楽が自己表現の手段だと思ってたんだ。
だから自分の思った通りにやらないとだめだって思ってた。

でもそうじゃなくて
承認欲求じゃなくて

自分が
かっこいいとか
心地よいとか
そう感じる物を作るべきなんだって、

誰かと比べたから私、落ち込んでたけれど
自分のやりたいことをやればいいじゃん!

ってそう思った。
きのう
自分が凄く小さい存在なんだって事を実感した。
正確には思い出した。

だって大学二年も終わりかけて
なのに自分はなにもできてなくて

自分より相当すごい高校生とかいっぱいいるし、
そりゃ高校生クイズとか見てりゃわかるけど
私はもう確実にタイムリミットが目前な訳で

一年は就活するからあと一年
そこから就活準備に半年かかるとして


あと半年とちょっと


まじか
って昨日凄く落ち込んだ。
私がこの小さい声を
こんな声だけど伝わるかな。

伝わらなくても
言わないと伝わらないし

そりゃ言ったって伝わらないし事は充分にあるよ
だから何度も時には言い方を変えて言ったり
最悪、行動で示したり

でも恐いのは
でも恐いのは、

私が本当に私の体から削り出した
紡ぎ出した言葉が
本当は何の力も持っていなくて
ただ宙を舞う事なんだ。

そして

それを自覚してしまう事なんだ。
大好きなあなたと
大好きなあなたと、




例えば
おとぎ話は
『いつまでも幸せに暮らしました』って

例えば
私に
『ずっと一緒にいよう』って




想像するだけで幸せな気持ちになる

大好きなあなたと、
ずっと一緒にいられるなんて

きっと永遠に不安なんて感じずに
きっと永遠に寂しい思いなんてせずに


幸せに
幸せに
ずっと一緒












でも
多分王子さまは
いつかは死んじゃって




今の一瞬は永遠だけど
一瞬はだだの一瞬で

だから
だから


悲しいけど

うん

きっと違うんだ
きっと嘘なんだ
永遠なんて



今しかないんだ
この一瞬が永遠に残るだけなんだ


それでも
いいかい



『だって家族じゃん』



でた


そう思う。


おんなじ家に住んで、おんなじ釜の飯を食べて
じゃあそれが家族だとして

なんでそんなに大事にしようと思うの?




まぁそこまでは許すとして、

別に情がわかなくて
情が湧かないことをなんでお前からディスられなくちゃいけないんだ?

『だって家族じゃん』って



なんだそれって




そこで思う。







この人は家族のなかで無条件に受け入れられて来たんだ





残念ながら


私は違うな、






私は違うな、












私は違うな、


GIVE&TAKE
私はずっとそう呼んでた。



親が親ごっこするかわりに
私は子供らしく振る舞って
お金をもらう

食費、養育費、光熱費、諸々。。。



だから私が子供らしくない振る舞いをすると
お母さんは私の事を
『そんな娘、大っ嫌い』

って言って、ご飯も作ってくれないんだ


それじゃあ生きていけないから
だから私は泣いて謝る。

そりゃ必死だよ。





でも最近気づいたけど
どうやら他の家の子供たちは何か違う原理で『子供』という役職を受け入れてるらしい。



だから私にはわからない。

きっと一生かかっても分かることはないんだも思う。


誰にも気付かれず、
日々ディスられ、

それでも何が悪いかさえわからないんだ



そうゆう感覚が
生まれる前に大人になってしまった。