前の彼女にケジメをつけたつもりだった
ケジメをつけたつもりだったのだが。
そのケジメは俺のプライドでしかなかった・・・
少しでも、彼女の前で格好をつけたかっただけだった・・・
でも、もう遅い
遅いのは解っているが
2年間の想いをつづった
手紙を作ってしまった
でも、送る事は出来ない
だから、決して見る事は無いだろうけれども
この場を借りて
この手紙を送りたい
===========================================
大好きだった彼女へ
もしかしたら、もう読んでもくれないかもしれないけど
この手紙を見てくれていたら嬉しい。
2年前
君から好きだった事を告げられ
正式に付き合う事になるときは
俺から告白しました
付き合うときの約束事は
君からは
「浮気をしないでください、
私は絶対しません」
「寂しくさせないでください」
の2点でしたね。
俺は守れていましたか?
俺からは
「嘘だけはつかないで」
でした。
あの頃、本当のことを言うと
君の事を好きだと言うより
良いな~って思っていました。
恋とでもいうのでしょうか
決して愛ではありませんでした。
それから、俺は大学の
卒業論文で四苦八苦していた頃
電話やメール、メッセンジャー
そして、会いにきて励ましてくれましたね
本当に嬉しかった。
あの頃から、俺の心は君に傾いていました
君が居なくなるのが凄く怖くなりだした時期です
それから、クリスマスが過ぎ
喧嘩を1度だけしましたね
その時も別れる寸前でした
でも、やっぱり君が忘れられなくて
二人思い止まりましたね。
今となってはいい思い出です。
卒業のときに旅行とは言い難いかもしれませんが。
USJに二人で行きましたね
あのときのスヌーピーの入れ物に入っている
ハニーポップコーンを買ってあげたときの君の笑顔を
俺は一生忘れる事は無いでしょう。
その後、俺が京都の工場に
会社の出向で通いだしたとき
毎日の2時間30分の通勤が苦にならなかったのも
他ならぬ君が居たからです
毎日朝晩電話をし、君の声を聞くだけで安心でき
そして、「がんばろう!」って気になりました。
本当にありがとう
その頃から俺は公務員になるため
勉強をしていましたね
君には「無理して公務員にならなくても」
って言われてしまいましたが
君との生活を少しでも豊かにするため
頑張ったつもりでした
本当に頑張ったんですが・・・
結果は一次試験合格どまり
全然駄目でした。
本当にごめん
夏には俺の母に会ってもらうため
一泊で家に遊びに来ましたね。
メインはエキスポランドでのお化け屋敷でした
あの時占いにも行きましたね。
相性は凄くいいと言われ
二人の握る手が強くなった気もしました
すべての絶叫マシーンに乗った後
俺がちょっとグロッキーになりながらも
じゃんけんで負けたので
最後一番怖い絶叫マシンに二人で乗りましたね
君がキャッキャと楽しんでいる姿を見れただけで
あの日はとても幸せでした。
冬になり
クリスマス
あの頃大阪の某大手電気会社さんの仕事
で忙しかった俺は
クリスマスのディナーを食べる予約を
ギリギリまでしていませんでしたね
実はあれ、相当探した末見つけたところだったんだ。
雑誌だけでも2冊は買って探したんだよ。
クリスマスの夜、仕事が長引いて
君との約束の時間に遅れてしまいました
本当にごめん、
その時君からもらったクリスマスプレゼントの
手編みのマフラーと皮の手袋
本当に嬉しかった
もう、冬でも全然怖くない!
って思えるくらい暖かかったです。
あれから、冬の間はずっと君の愛を感じながら
幸せに会社へ行く事が出来ました。
ありがとう。
それから間もなく
君の飼っていた柴犬のアキちゃんが死んでしまいましたね
俺も一度は会いたかった
「貴方は会ったら絶対吼えられるよ」
とずっと言ってましたね。
吼えられても良いから会ってみたかったです。
その時、君から会いたいと電話がかかってきて
本当に心配しました
そして、不謹慎かもしれませんが
とても嬉しかった
「両親が家にいてても、
今はあなたに会いたい」
と言ってくれたあの言葉に
俺は感動してしまいました。
すぐにでも行ってあげたかったけれど
あの日以外に出来ない用事と重なっていたので
早々に済ませてから向かう事になってしまい
本当にごめん。
朝四時から仕事を始めて
午前で切り上げても、遅かったんだよね。
君の悲しみはそんな物ではなかったんだよね・・・
本当にすぐ行ってあげられなくてごめん
用事を早朝から済ませ大急ぎで帰っても
お昼頃でした
本当にごめんなさい
間違いはそれだけではありませんでした
その時に、意地っ張りで人前では絶対に泣けない君が
思いっきり泣けるようにって
ホテルに連れて行ってしまったのもそうです
泣いている君を見ていると
可愛くて、抱きしめたくて
少しでもその顔に笑顔を取り戻したくて
君に俺が傍にいることを感じて欲しくて
抱いてしまいました。
本当にごめんなさい。
君には泣けるだけでよかったんだよね
気づかなかった俺には
もう君を愛する資格は無いのかもしれません。
それから先、デートは少しマンネリ化していましたね
食べる物だけが毎度変わっただけで
デートのメインの行き先が
まったく無い状態が続いていましたね
大阪の「キチリナンバ」で
カップル席ディナーを食べたくらいでしょうか
二人っきりで座ってゆっくり食事が出来たので
俺は凄い幸せでした。
マンネリ化していた点は、
本当にごめんなさい
言い訳みたいに聞こえるかもしれないけれど
君と暮らしたいために、
お金を節約したかったと言うのもあったのです。
本当に夏には双方の両親に了解をもらい
君との生活を始める気でいっぱいでした。
本当です。
俺の中だけではなく
君にもしっかりと相談しておくべきでした
言い出すのが恥ずかしかったんです・・・
ごめん。
友達と遊びに行くといっていた日の前日
俺は凄い心配でした
あの所、君はほぼ毎週風邪をこじらせていましたね
大丈夫なのだろうか?
ケーキをお土産に会いに行って看病しようと
何度も思いましたが、君に
「仕事もあるし
遊びにいけるわけじゃないし
いいよ、別に」
と言われると行けませんでした・・・
馬鹿な俺を許してください。
最後の喧嘩した日
あの日は、嫉妬もあったのです
一つは
[俺に内緒で遊びに行く約束してた事]
もう一つは
[以前前日に風邪を引いていた後の
俺とのデートはしてくれなかったのに
友達と遊びに行くのはいいんだ!]
と考えていました
だから、あんな事をポンポン言ってしまったのです
もっと大きな気持ちで
君を受け止めてあげれば良かったですね。
思い返せば2年間
楽しい思い出ばかりでした。
そして、君には迷惑のかけっぱなしでした
甘えてばかりでごめんね
君の声が聞きたい、君の笑顔を独り占めしたい
本当は誰にも渡したくなんかありません。
今俺の気持ちは
付き合いだした当初と違い
恋ではなく、君への愛に変わっています
君の事を考えるだけで幸せになれました。
今だってそうです。
またね!なんて格好つけて言いましたが
本音は戻ってきて欲しいとしか思っていません。
だから
もし、君が少しでも僕の事を想ってくれているなら
電話してください。
いつでも良いです。
待っています。
to 心から君を幸せにしたいと思う馬鹿な一人の男より
===========================================================
こんな内容の手紙を書いてしまいましたが。
届ける勇気はありませんでした。
これ以上君に迷惑は掛けたくなかったから。