近年、政治に興味を持つ人々。
彼らは大抵の場合、誰かへの憎しみを語る。
ユーチューブで人気になる動画は、ほとんどのケースで、悪い誰かがいるという構造の動画だ。
仮想敵を見せ、大衆を興奮させることは、政治の世界において、もっとも数字を稼げる手段なのだ。そして、そういう政党は伸びる。

この手段は、プロパガンダと呼ばれるものの一種であり、とても有名なものである。
かつて、不景気に陥ったナチスドイツは、アメリカが開発した(エドワード・バーネイズやウォルター・リップマンなど当時の天才が関わった)、プロパガンダと呼ばれるもので、大衆をまとめ支配した。
この世界には、悪が存在し。その悪をみんなで倒すのが社会であると洗脳して。
何故、この手段が開発されたのだろう。
人は利でしか動かないからである。

利でしか動かない人間をまとめる手段は、利益をきちんと与えるか、そうでないなら、搾取する陣営は、搾取される者たちに対して、違うものを与えなければならなかった。
それが「仮想敵」というものである。

上記は、元国会議員の渡辺喜美氏が、政治の世界で人を動かすには、3つの手段しかないと言っている動画です。
その3つは、①利益供与②脅迫③マインドコントロール であると。
ところで、この3つのうち、②と③を同時に満たす技術が「仮想敵」というものである。
支援者(搾取する陣営)に対しては、政治家は利益供与を約束しているが、それ以外の大衆については、②と③をするしかない。
あなたの周囲には、あなたを襲う「悪い何か」がいます!我々は、それらからあなたを守る者です!と自称する行為は、大衆の心に最も刺さる手段である。敵がいるから倒すという利を与える(洗脳により)。
端的に一言でいうと、「共通の敵」がいるから、団結してください。我々に投票してくださいというだけである。

最も、これが過激になり、日本の社会がこのようになった原点とも言えるのは桜井誠(本名 高田誠)だろう。
彼は、ネット黎明期に、ヘイトスピーチで有名になり。彼を信仰する人間が沢山できた。
圧倒的に、人数が多く、攻撃する側は安全で、確実に勝てる場面において、これをするとき、人は人気者になれる。
ちなみに、これらは暴力系のアニメや映画も構造としては同じだが。
実は作者たち自身は、これらのコンテンツを見て、安直な暴力に興奮して喜ぶような人間(読者)に懐疑的であり。作中で批判的であることも多い。
しかしながら、大衆受けするコンテンツなので、彼らは生活の為にそれらを量産している。その一方で、以下のように作中で読者に警鐘を鳴らしたりもする。
主人公に対し、量産化された2時間映画は、人間愛を建前にした殺戮が主題の物語と語るもの。

主人公に対して、永遠に戦い続けろと言って消えていくもの。

バトル漫画の主人公たちに、お前らは敵役以下だと言い放つ主人公の友人。





ところで、現代人の多くは、短文で論破できる世界を望むそうだが。この社会にそんなものは存在しない。
そこで、もし短文による論破が可能なら。それはストローマン論法で、仮想敵を打ち立てて攻撃しているに過ぎないだけであり。論証ですらない何かだ。このことを成田悠輔は端的に述べている。



短文であっさり何かを論証出来るような世界は存在しない。
この世界は、利己心を持った人間が、数億人、バラバラの利害を持って動いているのだから。
最も数字が取れる手段は、理解しやすい「敵」をみんなに提示することなので。2時間で「世界を描くようなコンテンツ」は「仮想敵」をみんな(主人公たち)で退治するという構造しか取りえないし。ビジネスとして、そうする以外に数字が取れないから。そうなっているだけなので、政治の世界でそれをしている人間がいるなら。基本的に信用できる人物ではない。
ところで、それらを作っている側はどのように言っているのかというと。上記で示した画像などの通りだが(攻撃している側の方が・・・という世界観が作者にはあるというもの)。
映画監督である押井守は、更に踏み込んで。
この世界は、暴走族~ボルシェビキ~革命党に至るまで、ありとあらゆる集団が、仮想敵を持ち、それらを集団で血祭りにすることでまとめられている。この程度の存在ということでいいのだろうかというのがずっと僕の中にあるテーマなんだよねと語っている。
また、これらの単調な、暴力で誰かを倒すコンテンツは主人公が暴力団だったり、泥棒だったりする・・・。
すなわち、情報源を握って、主人公陣営のような気分でいさせさえすれば、作品が善か悪かなんてことは関係ないと、作品を描く側は認識していたりする(以下は海賊が主人公のワンピースの一幕です)。



商業作品は、最もレベルの低い人に合わせて作られるので、現実とは、大きくかけ離れた世界である。彼らはこれを伝えようとし、適当な数字を出して炎上したが、残念ながら、商業作品を作るルールはこれ(子供を含めて誰もが理解できるようにすべき)である。
さて、ところで、選挙というものはどうだろうか?
選挙もまた、同様の問題が発生する。
とすると、選挙もまた、エリートたちが、きちんと大衆に向き合わないと、この暴力映画と同じ構造に陥ってしまうし、社会は落ちるところまで落ちてしまうだろう。
最悪の不景気に見舞われたナチス・ドイツは、怒る大衆の矛先を、海外に向けるという戦略を取り世界大戦へと繋がった。
己の利しか考えないアメリカの大衆に、仮想敵を見せて支配しておこうとした(最も効果的な手段の一つとして)エドワード・バーネイズ(プロパガンダの父と呼ばれ、心理学などを駆使した大衆洗脳の礎を作った男・フロイトの甥)は、悪いことをしているなどとは思ってもいなかったので。ナチスが自分の手段を模倣したことを知りショックを受けた。
そして。プロパガンダと呼ばれるものは、言葉自体が闇に葬られたが、これは現代社会において、悪意ある形で再興している。


アメリカは、知的能力が低く、自分の利益しか考えない大衆をどうやってまとめるかというテーマについて、情報で彼らを支配するという結論を出しただけなので。彼らは、悪いことをしているなどとは思っておらず。社会というものは、情報で大衆を支配するものであるという姿勢は、普通に公表されている(ナチスのせいで彼らは我に返った。悪意ある人間が悪用したわけである)。
なお、上記画像は本を売るために表紙でメディアを仮想敵にしているが、基本的には、米国政府の発表は、米国の大衆を操るためのものであるという公表に過ぎない。そして、これらは全ての社会集団が同じことをしているという意味でもあるので、ニュアンスは賛同しえない。
原則として、報道機関は、政府の発表を鵜吞みにしてそのまま流す。言われた通りに編集して、言われた通りの話題を!という役割が大半の部分で与えられているので、必然それに加担しているというだけで、プロパガンダをする主役は、政府である。
アメリカは、圧倒的な暴力で世界中の国を制度などを通じて支配する際「正義」vs「悪」という世界観を周知させることで、大衆や、属国をまとめようとしたわけである。これが「正義の国・アメリカ」である。アメリカの大衆が知ることは、必然、世界中の人間が知ってしまう。この構造は全ての国で同じである。ならば、大衆というのは、何も教えてもらえないのである。とすると、本来、民主主義などというものは存在しない。この世界に「敵」がいるという世界ならば、なおさら、何も教えてはもらえない。
選挙というのは、情報で操られた人による茶番劇なのである。そしてこれは選挙だけではない。
政府は情報で人を操る。かつて、若者の代弁者と呼ばれた尾崎豊は「法律の名のもとに作り上げた平和 だけど、首をひねって悩んでいるのは何故?」と社会を表現し、学校を「支配のための存在」と呼んだが。これは学問としても承認されている事実である。学校は「思考停止の歯車」を養成するための機関である。とすると、その延長で、社会は、学校を卒業したあとも、何かで縛られるわけだ。その答えは「政府から公表される情報」と、経済システムである。
尾崎豊は、大人について「人は誰も縛られた かよわき子羊ならば、 先生 貴方はかよわき大人の代弁者なのか?」と歌っている。 子供は、学校で縛られるが、大人も縛られているわけである。彼は「仕組まれた自由に誰も気づかない」と「卒業」という歌で歌いあげるが、これこそが社会である。この社会は自由と思い込ませた他人を情報で支配する社会なのだ(学問としても承認された見解)。

かと言って「正vs不正」という世界があるわけでもなく。ことはそう単純ではない。
以下の能力値の人々に、何かを説くという政治は、成立しないというのが、民主主義が始まった当初、米国のエリートたちが考えたことであるが、本当に、民主主義というものが存在していると思われるだろうか?

この能力で、社会の何かが判断できるでしょうか?
この点、宮台真司は「もはや、右翼も左翼も、大衆と真剣に向き合うことは止めた」「彼らは、都合の良い結論になるように、どうやって短文で大衆を煽ってみせるか!ということだけを考えており。真剣に議論しようとしている人は消えた」と表現しています。
宮台真司の見解によれば、もはや、エリートは、かみ砕いて大衆に何かを説明するより、適当に煽って、支持にしてしまえと思っている。それが今の社会だと。
この見解は正しいだろう。
これを証明するかのごとく、ユーチューブで溢れるのはヘイトスピーチ系動画です。これが最も再生数が伸び、金になるから。2時間で世界を描き切らなければならない映画の多くが単なる暴力系映画となり。制作陣がうんざりしているのと同じ構造へと変質。

不景気の時、インフレで生活が苦しい時などに、ヘイトスピーチは流行する。
ところで、エドワード・バーネイズたちは、悪意の支配を期待してはいなかった。そんななか、悪意で、大衆を支配するために、あらゆる手段を駆使する政治家たちが出現したのが現在の日本などである。
現代社会は、己の特権を守るために、他人を馬鹿にしておくことも政府などはする。
学校教育は典型的である。大衆から批判的思考力を奪うシステムになっているからだ。

近年、ユーチューブで仮想敵を煽った配信者たちは多いが、彼らの動画は論理的に破綻しているものが多かった。そして、国会議員たちすら、その程度だった。
国民民主党の玉木氏は、ハニートラップ問題というものを掲げ、悪い中国が、何かを仕掛けてくると国会で大々的に騒いだ。その後、彼は不倫がバレて自滅した。

ところで、彼は、日本という国の全ての通信機器のやりとり等を、アメリカがテロ対策を口実にして保存している「エックスキースコア」(かつて、陰謀論とされたが、事実としてアメリカ政府が存在を認めた監視システム)の存在をなんだと思っていたのだろうか?
「弱みを握れば、他人を脅迫し、支配できる構造」が、ハニートラップ問題の本質であるならば、悪い中国の前に、日本はアメリカの植民地ではないだろうか。彼は一体何の議論をしたかったのだろうか?

中野信子は、正義を自称して「攻撃」している人は、すでにそれで気持ちよくなっているので「攻撃」の理由に正当性が無くても、指摘したり、攻撃を止めることをしてはならず。そういうことは無駄だと語りました。なら、その「攻撃」は正義ではないわけですが・・・。
アーレントも、都合の良い結論を見つけた際「人間が思考停止」してしまう面を指摘しています。
彼ら(玉木氏のような国会議員たち)は「仮想敵」への「攻撃理由」になった瞬間、思考を停止してしまったのです。
仮想敵を、近年煽り続けた議員たちは、何かを議論しているように見えるだけで、その実、何も考えてはいなかったのです。中国が、日本の政治家の弱みを握りたがっているという構造は、世界中の国が日本の政治家に向ける姿勢である。ならば、自分たちは、永遠にあらゆる組織から(国内ですら利が反する組織、団体は沢山あるし、組織内においてすらそれはある)、監視される対象であるという事実に。
そして、彼らは、自らが監視対象の最上位になるという事実を超えて何かをしたいという信念があるのか。はてさて。思考力がないから、そんな仕事を選んだのかは不明ですが。政治家とは、世界中の国から監視される対象者なのです。同胞や仲間からすらも、弱みは握りたいと思われる(仕事の特性上、予算の分配などに関わる為)。


玉木氏は、どちらの人間だと思われますか?
ちなみに、エックスキースコアを世界に向けて告発したスノーデンは、技術者として就職しているので、能力が高いからこそ、これを知った側の人間です。ですので、彼はすぐに気づきました。これを知った瞬間、自分は監視対象になったという事実に。そして吐き気が止まらなくなったと。
能力が低い人と高い人では、見える景色も、世界観の根底も何もかもが違うのかもしれませんよね。一般的に、秘密は、能力が高い人には知らせてはいけません。アメリカは、有能でない政治家、有能でない組織を海外政府には求めるでしょう(本音では)。

これは、きれいごとを言い続けた自分は、自己愛を満たすために言っていただけだと歌う歌です。

これは、説として有名な「良い人」の理論を、飯山陽先生が新著の冒頭に入れたものです(「良い人」のふりが利益になる社会構造であるときに「良い人」のふりをする人間についての評価~という説)。
人は、明日の暮らしの心配をし続けなければならないとき、一番馬鹿になります。日常すらストレスになるから。だから、政治家は、建前とは裏腹にこれを望んでいます。
何故なら、以下の状況を生み出せるから。



これが最も単純な大衆支配です。
これらの支配方法は、歴史的事実・大衆洗脳をした陣営から公開されている事実です。
このナチスが生み出した状況(ナチス以外も似たようなものだった)、当時の人間たちについては、あらゆる人があらゆる角度から、あらゆる分析をしています。
一番しっくりくるのは、エーリッヒ・フロムが「自由からの逃走」で指摘したものでしょう。

力強い言葉で、他者へのヘイトスピーチを煽る行為は、素晴らしい行為ではないのです。
大衆を馬鹿にして支配する際の手段なのです。
大衆に、利を与えるつもりがないから、洗脳しているのが、そのヘイトスピーチを煽るステージなのです。

悪い中国人、悪い朝鮮人がいて。自分たちは正義のために戦っているわけではないのです。
この手の思想の問題点を、素晴らしい表現で描いたのは、黒執事でしょう。
以下は、黒執事の名言として上位にランクインしており。剛力彩芽主演で実写映画化された際にも使われた一番の名シーンです。

他人の中に悪を見出したとき、自分にもそれがないか確認しなければならないのです。

中国も、韓国も、社会的弱者や貧困層に向き合うつもりのない政治家がいて。彼らが外国の脅威を煽っており、それが報道されているというだけです。
その構造で一番、警戒すべきは、ヘイトスピーチを煽っている人たちなんですよ?
彼らは永遠に、自分が当選する構造を求め。その数字を求めた結果。その安直な結論に行きついたというだけ。
近年、アメリカでは、エプスタイン問題(アメリカのトランプやクリントンが、幼女の人身売買すらしていた異常性欲者と親密であったという問題。人身売買専用の島まであった)で、全ての政治家、特権階級の議員が炎上しています。そんな中で、唐突に「正義のための戦争」が起こりました。

「アメリカの正義」のための攻撃で、気分を良くした人間だけが「アメリカの正義や戦争を熱心に語り」。一定の知的レベルを有する階級は呆れていました。

現代の戦争は「悪い外国人」と戦うためではなく、「自国民の統治で矛先を変えるため」にも起こりえるのです(上記はマサチューセッツ工科大学教授の見解)。
世界とは、そういう構造のものなのです。テレビは政府の発表をそのまま流さないと放送法、放送免許、特権を支える記者クラブ制度との関係で面倒が起こってしまいます。故に、プロパガンダがそのまま流れてくるのです。だから、そのままそれを信じて喜んでいるレベルの層と、そんなレベルの彼らを相手にすらしない層がいます。
宮台真司が、既に、会話する価値すらないとされる側がおり、彼らは分断されていると指摘しているように。
(以下は、戦争も犯罪も、適度に起きるだけなら支持率にとって都合が良いという社会学や、政治学の常識を解説する代わりという意味を含めて転載しておきます。基本的に学校の教科書にある内容は、奴隷を養成するために教える嘘です。そして、政治家は自分の利益しか考えない)


そもそも論ですが、私が子供のころ。
スポーツをする青少年は、「モテたい」からそれをすると言っていました。
彼らは、やがて老けていきます。若さゆえの魅力はなくなるでしょう。そのとき、彼らは何をするのでしょうか?(以下はエプスタイン島で、アメリカの富裕層が、子供のころの夢を実現している写真です)



アメリカ人は「また、愚民の矛先を変えるために戦争しやがった」と思っており。
日本の、親米映画やドラマを見て、情報源とは何か?という意味すら理解出来ない人たちだけが「正義の暴力と一体感を得て喜んでいました」。 情報源を掌握した人間は、どんな人間でも善人なのです。ジャニー喜多川が日本では良い例でしょうが。「日本では圧倒的財力で、報道機関を牛耳るスポンサーであるビルゲイツ」も、エプスタイン問題で炎上しています。エプスタイン島で性病に感染し、妻にも感染させたことを相談していたメールがエプスタイン問題の資料として公開され。

この世界は、そういう世界です。
そんななか、政治家にまともな人間はいないのかとアメリカでは、アメリカ人が激怒している中で、日本人だけは、仮想敵に夢中になっています。
ところで、ある関西圏の株主総会で、女性は役員になりたがらないということを、取締役が言いました。10年くらい前、あらゆる企業の株主総会で「女性役員が少ない!」と騒ぐ老人がいました。当時の流行ですね。これはそれに対応した回答だったのですが。その際、女性が役員になりたがらない理由として彼女たちは「責任を負えない」「他人の人生なんて背負えない」「会社の未来なんて背負えない」と言っていたそうです。
本当に責任感がある人は、望んで政治家になりたがらないものではないでしょうか?
偉くなりたい人には別の目的があるのかもしれませんよね。
そして、その構造で偉くなろうとした人は、責任だけは取ろうとしない。それが本当の社会です。彼らもまた、己の利しか求めないのです。
なお、私が用いた、大衆という言葉の定義は、エリートとの対比としての一般的な日本語の意味ですが。
本来は、エリートすら、大衆に含まれるという指摘と、そういう世界観もあります。むしろ、彼の指摘が最も正しい。


ところで、これは私個人の体験談なのですが。私は、中学1年のころ、結構な頻度で、しょぼい模試なら1位が出ました。理由は単純で、小学校6年生までは、進学塾として扱われる塾にいたからです。中学受験を目指す塾で一番上のクラス(下のクラスの子が同志社や立命館にいく程度の塾。上のクラスの男子はそこを受験しない)で、平均的な成績でした。
諸事情というか、お金がなくて、公立高校を目指せと言われ、並みの学習塾(公立トップ校の合格者が多いというだけの塾)に移ったわけです。
そんな私が、一般的な中学受験をしていない生徒に混じれば、負けるなんてことはありえなかったのです。この時、私は絶望しました。ああ、そうか。金で戦って勝ってるだけなんだ。くだらねーと。そして、興味をなくし、どうでもよくなっていくのですが。この辺りは常識で、だからこそ、保護者が必死になって良い環境を求めるのが常で・・・。圧倒的な環境格差が教育システムには存在します。
だから、エリートだからといって、賢いかどうかは不明だけれども。
知識量がなければ土俵にすらあがれないし、読解力がなければ話にならないので、結局、知識量などがなければ、議論でエリートに勝てることはあり得ません。
だから、多くの人は、彼らの操り人形として人生を送るだけになってしまいます。皆さんが本質的に彼らに劣ってなどいなかったとしても、情報で生涯操られることになります。


彼らは、いちいち、専門用語をかみ砕いて説明しないどころか。
宮台真司の指摘通り、専門用語以前に、エリートは、きちんと真実すら告げずに、欲しい結論に誘導する情報だけを流しているからです。
例えば、近年、日銀総裁の黒田氏は、インフレ税によって、日本円を保有している人間から資産を奪い取るから。その間に、その多額の政府債務をなんとかするように!という記者会見を繰り返していました。そして、報道機関はきちんとこれを流していました(インフレになると政府債務は実質目減りする)。
言外で、必要なことはやりとりされているので、知識のない人間にわざわざ説明などしないのが社会です。
紙幣制度の本質は、漫画で描かれるほど有名ですが、学校ではいちいち教えません。

これは現自民党の有力議員だった堤一家が、その信用力を利用し、低金利で借金をし続け、バブル崩壊の日まで、森ビルの森一族と並んで、世界で1位と2位の富豪であり続けた事実を、福本伸行氏が漫画で描いた一幕です。
人口が増加し続けた日本で、インフレを利用した2つの一家は、世界で1位と2位の富豪でした。低金利で預金をしていた人間と、資産を紙幣に交換した人間は損をしました。近年、西武グループの巨額の売却益や含み益を生んだのは、無知な皇族から買い取ったプリンスホテルビジネスの土地でした。これについては、竹田恒泰氏も、俺の親戚の土地だったんだぞ!と。
他人の無知は、資本主義社会では利益になるので、誰も、他人には何も教えないのです。それが社会です。皇族すら無知は利用される。だから、我々は、学ばなければならない。本当に大事なことを。
大衆は自分の利益しか考えないと言いましたが。エリートもまた、同様です。

こういう態度の人間だけが、偉くなろうとするのが社会です。
アメリカは、仮想敵を見せて大衆を支配しようとし、そのための情報でアメリカの大衆を騙す社会を形成しており。
それをそのまま流すメディアが日本にはあるだけです。
何故か? 殺されたくはないから。

だから、国会議員も、報道機関も、真実など語れないのです。
この国は、黄色人種の国家であり、アメリカは正義の国ではなく、情報源の国だから正義に見える国なのです。
故に、この社会で、文言として議論されていることなどを本気にしている人はおらず。そんなものを本気で議論しようとするなら、その議論は茶番に陥るでしょう。それが、現代の民主主義の裏側です。
アメリカの仮想敵に夢中になってくれて、アメリカが嬉しい存在は、何もアメリカ国民だけに限らないのです。以下のこのシーンを見て、日本の恥と言って炎上した人が見ている世界と、それを批判した大衆が見た世界は、全く違う世界なのです。



この国は、既に末期的でしょう。
今回、衆議院選挙でテーマになっているインフレは、自民党が故意に引き起こした自国通貨の価値を毀損させる政策です。株は、日本円の価値が下がるというパニックで買われたのです(高市政権誕生時に、彼女が発言した内容についての評価はこれだと私は思うというもの。東大教授の評価も同様だったので、それも下記で紹介します)。


そんな彼女は、株式相場の救世主として、大納会にも参加しましたが。
株式すら持たない大衆がこれに喜んでいました。そして、彼女がインフレ対策!というと、彼女の発言を聞いて、的外れな評価をしあうという。知識がなければ、そういうことになってしまいます。彼女は対策している人ではなく、インフレを引き起こしている張本人です。以下のような彼らが投票するのだから、騙そうとしてしゃべるのが政治家で・・・。

いちいち、そんな小中学校の社会科レベルの知識から説明など誰もしてくれないのが、報道機関などです。この構造で、誰が悪いんですかね?
報道機関? それはないでしょう。 学ぼうとしない人ではないでしょうか。
だから、きちんと学ばなければならず、仮想敵に興奮するなどということは、最もすべきでない行動です。現代人は、悪い外国人と戦う正義の戦士ではないのです。
仮想敵を煽る政治家は、悪意でこれを煽っているか、馬鹿だから情報に踊っているかという。それだけです(日本の政治家もまた、情報の下流にいる)。社会には、いろんな人がいるのですから。
(②は後日 投稿します)



