癌になってから、
よく耳にしたのだけれど

がんになる人は「頑固」な人が多いと。

それを聞いた時、
そんな理不尽な!と腹が立った。


私が思うに「頑固」というよりは
「頑張り屋さん」が多いのだと思う。

たとえばちょっとした事でも
人には頼らず

自分で解決しちゃおうとする
頑張り屋さん。


頑張って、一生懸命に何事も努力して

癌になるのって、
割にあわないと当時、思いました。


でも入院して
家事も何もかも出来なくなって
ある意味せいせいした部分もありました。


今までは「自分が何々しておかないと」と
「ねばならない」部分が多すぎて。


入院する前は「咳」がひどく
せき込みすぎて
一度粗相をした事があったので
いつもおむつを常備していました。
(咳が止まらなくなった時対応)

「咳」というのは
心理学的には、

言いたい事が言えない時に
出るものなんだそうです。

入院してからは、
一度も酷い咳が
出た事はありません。


多分私は
言いたい事を言わず我慢して

怒りを貯め込みすぎたのかも
知れません。

今は月一度の心療内科で
カウンセリングを受けて、


ネガティブスパイラルになる前に
自分で対処できる方法を
学んでいます。


私は、今は「頑張り屋さん」をやめて
「ケセラセラ」な人生を生きています。

頑張る事を止めたら
随分と生きやすくなりましたw